あなたにしか見せない彼らの素顔…見ませんか?
***
初作品です。
まだ不慣れな点がありますが、ご了承頂きたいです。
〜ラインナップ〜
・山田一郎
・碧棺左馬刻
・飴村乱数
・神宮寺寂雷
・白膠木簓
・波羅夷空却
それでは、楽しんでください!
6種類の結果パターン
誰だと思う? - 2024年5月3日
・山田一郎
YOUside.
今日は休日で仕事も休み。空は雲ひとつ無く、丁度いいそよ風で、丁度いい気温。
いつものように行きつけのカフェへ行く。
休日の昼時とあって、いつもの通り混みあってきた。
サンドウィッチのおかげで腹はふくれた。
席を立ってお会計を済ませる。
帰ろう
と店から出た途端、
「──ちょっとだけいい?」
と男に囲まれた。
たまにはいつもと違う日があっても、いいよ、ね、、
男3人に囲まれ、逃げることも声を上げることも出来ない。
1人の男に肩を掴まれ、薄暗い裏路地に連れて行かれた。
──怖い、怖い、助けて──
恐怖で血の気が引いた。
何されるんだろう、嫌だ、怖い
『わ、私、何…かしましたか、、?』
「ビビってんじゃねぇよ!!」
男が蹴ったゴミ箱がふっ飛ぶ。
足がすくむ、震えてるのが分かる。
自分は何もしてない。こうなる理由が分からない。
「おたくの会社のね?社員だったワケよ俺ァ」
「こいつは不当な解雇されちまってよ」
『私、悪くな……っ!』
「黙れ」!
「だからテメェを誘拐してその会社に金払わせよぉって魂胆なんだ」
「だから黙ってついてこい」
やばい、どうしよ、助けて、誰か───!
一郎「おいテメェ、その人から手を離せ」
「あ?」
「誰だテメェー!」
「あっあいつは!!Buster Bros!!!の山田一郎!」
『一郎くん……!』
山田一郎。ご近所さんで良くしてくれる、弟思いの萬屋の子。
一郎「ダッセェことしてんじゃねぇよ!」
ヒプノシスマイクを起動した一郎くんは、瞬く間に男3人を気絶させた。
…かっこいい。そう思ってしまった。
大丈夫すか!?と駆け寄ってくる一郎くん。
『だ、大丈夫…ありがとう、一郎くん』
一郎「いえ当然ッス、こいつらが起きる前に行きましょう」
『良かった…一郎くんが来なかったらどうなってたことか…』
一郎「良かったです。今からどっか行くんすか?」
『ううん。丁度帰るとこだったの』
一郎「送ってきますよ、また変なのに絡まれたらヤバいですからね」
『ありがとう…』
2人で帰るなんて気恥しいなんて思うと、顔が少し熱くなった。
『一郎くん本当にかっこよかった。王子様みたいだったよ』
一郎「!!…そうっすか、?」
彼は恥ずかしそうに頬をかいた。
一郎「まぁ…好きな人の前ではカッコつけたいですし……」
『え…っ今、、す、すすす……!?』
*
楽しんでくれたら何よりです!
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作者名:リッツ | 作成日時:2023年3月30日 16時