リヴァイ兵長との恋愛日常

6種類の結果パターン

１日を幸せに… - 2024年5月7日

あなたの寝顔









『兵長ー？』

ガチャという音と共にリヴァイさんの部屋に入る。

ここ最近、リヴァイさんは書類に追われて3徹…

いい加減リヴァイさんでも倒れちゃうよ…汗

という訳で、私はリヴァイさんを寝かすべくこの部屋に来た！

(さーて、3徹していつもよりくまがひどくなって迫力満点のリヴァイさんを寝かしつけるぞー！)

と、思っていたのに…

スースー

穏やかな寝息と共に、机に突っ伏して寝ているリヴァイさん…

リヴァイさん！？！？

す、すごい…リヴァイさんがこんな所で寝ちゃうだなんて…恐るべし書類！恐るべし3徹！！！

でも、ここで寝てたら体痛くなっちゃうし…よし！勇気を出して…

『…リヴァイさん…？起きて！こんな所で寝たら体痛くなっちゃうよ？ベッドで寝よう？』

「………ん……あぁ……………スースー」

『リヴァイさん！寝てるよ！？』

「ん…わかってる…から…」

『も、もう…』

(それにしても…リヴァイさんの寝顔可愛すぎる…！)

じゃなかった、起こさないと…！！！

(でも…可愛い…！！！)

いつもは不機嫌そうに皺を寄せている目元も、まぁそれはそれでかっこいいんだけど、今の…完全に無防備で休んでるリヴァイさんは、目元の皺がなくて、サラサラの髪がかかって、すごく幼く見えて…

(やっぱり可愛い！！！ちょっとだけ…ちょっとだけ…触りたい…！)
サラ…プニ

(ふわぁぁぁぁぁ！！！サラサラの髪の毛にプニプニしてる綺麗なほっぺ…！！すごく…すごくかわい…)

グイッ

『！？！？』

「何してる…？」

『ごごごごめんなさい！！』

「……ふわぁ」

(今の…あくび…！？！？リヴァイさんがっ！？すごい可愛い…！！！)

「何考えてやがる…全く………おい！」

『は、はい！』

「来い」

『え…え！？』

「俺は眠いんだよ…さっさと寝させろ…」

『そんな事言われても…私！私書類が！』

「書類を残したまま上司を寝かしつけに来て挙句に上司の睡眠を邪魔するとはな…いいどきょ『ごめんなさい！！』

「まぁいい…ここからはお前の…俺の女としての仕事だろ…？」

そう言ったリヴァイさんは、グッと私をベッドに押し倒して、そのまま私の胸に顔を埋める。

「…明日の朝まで…こうしてろ…」

リヴァイさんはそう言ってスヤスヤと、とても気持ちよさそうに眠ってしまった。

リヴァイさんたら…全くもう…

『…でも、大好きなんだよなぁ…』

私の背中にまわされた手に、少しだけ力が入った気がした…


end

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