【おそ松さん】今日も君の隣で【日替わり】

12種類の結果パターン

カラ松｢水分補給は大事だぜ、カラ松girls｣ - 2024年5月5日

おそ松 お嫁さん









｢何食べたい？｣

『YOUが作ってくれるものなら何でも』

｢とか言って文句言わないでね｣

『言わないよ〜』








おそ松君との買い物。

二人でへらりと笑い合いながら買い物カゴいっぱいになった商品達をレジへと持っていく。

袋につめ終わってひとつずつ片手に持った。









『手、繋がない？』

｢えっ、...うん｣







不意に紡がれた言葉に私はドキリとする。

空いた方の手をおそ松君の方へと向けると私より大きな手が包み込んでくれた。









『なんか、新婚っぽくね。こういうの』

｢そうだね、確かに...｣









その言葉を最後に買い物カゴを揺らして家まで無言のまま着いた。

家に着けば十四松君が大声で迎えてくれた。









『おかえりィィ！！』

｢ただいま！｣

『なにそれ！なにそれ！なんか作んの？！』









袋を覗き込んで十四松君は満面の笑みだ。

そうだよ、と頷いてみせるとまた嬉しそうにわらった。









｢さーてと。作りますか！｣









松野家のお母さんに台所を借りての料理である。

これで何回目だろうかと思い出しつつ、買ってきたばかりの材料達を机に並べた。

親に教えてもらったわけではないが料理は少しだけ自信がある。

手際よく作業を、進めていると匂いにつられたように誰かがやってきたようだ。

だがその人は背後から私に腕を回し私の肩に顎を乗せた。








『晩御飯はなんですか、俺のお嫁さん』

｢まだ嫁じゃない｣

『まだって事はそのうちなってくれるってことですかねぇ』







ふふふ、と彼は笑っているのだけれど私は耳元で話されてとてもくすぐったい。

少し身じろぎをすると彼は妖しそうな笑いをもらした。









｢料理の邪魔になっちゃうから退いてくれると嬉しッ...！！｣









先ほどの笑いの意味が今理解出来た。

彼は私の耳に顔を近付けて息を吹きかけてきたのだ。

勿論私は手元が狂いそうになる。







｢おそ松君？いい加減にしてくれるかな！｣

『とか言いつつ満更でも...？』

｢おそ松君！！｣

『ぎゃー、鬼嫁ー。』






ふざけたように笑いながら彼は私からぱっと離れて、勘弁というように両手を挙げた。

私は恥ずかしさでどうにかなってしまいそうなのにおそ松君は私を畳み掛けるように口を開いた。





『かーわい。』







羞恥でぷるぷる震える私を撫で回してそんな事を言ったのだった。

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松野家の一言

カラ松｢皆して服が痛いとか言うなよ...｣

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