..繋がっていたくて..〜未来は変えられる〜

Aと心も身体も繋がっていたい…

嘘…太輔sideそれからAちゃんを立ち上がらせた


太「じゃぁ…帰ろう？」


私「…うん」


始めはそのままAちゃんのﾏﾝｼｮﾝに送るつもりだった

でも…どうしても１人にさせたくなくて

まだまだ一緒に居たくて…

太「でも…今日は俺ん家に連れて行くからね？
このままAちゃんを１人にできないし…

てか、俺が心配で寝れない(笑)」


そう言ってAちゃんの手を握った

歩き始めてしばらくして


私「あのｯ!………何で…藤ヶ谷君が？」

Aちゃんがそう言って俺を見上げた


不意討ちの上目遣いにドキッとして、すぐに言葉が出てこない…///


太「ん？あぁ〜(笑)」


ほんの一瞬、本当の事を言いかけた…でも、すぐに


太「言ったでしょ？俺ん家、すげぇ近いって(笑)

今日はたまたま仕事が長引いちゃってさ…

ﾀｸｼｰで帰ってたんだけど、Aちゃんが１人で歩いてるのが見えて…心配なって降りてみた(笑)」


なんて、嘘をついた


本当は違げぇよ…？

本当は…すげぇ心配で…
すげぇ会いたくて…

必死にここまで来たんだ…


でも…もし

…Aちゃんに彼氏が居たら…

…あの『らいおんﾊｰﾄ』が特別な曲で、Aちゃんが大切に想う人が居たとしたら…

俺の一方的な想いはAちゃんを困らせる…

そう思うと本当の事を言えなかった


俺はもう…完全にAちゃんに惚れてる…

Aちゃんだけは誰にも取られたくねぇ…

できることなら、ずっとこのまま俺の側に……


俺はAちゃんの手を握りながら、この手を握るのが俺だけであってほしいと願っていた


Aちゃん…好きだよ


.

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