..繋がっていたくて..〜未来は変えられる〜

Aと心も身体も繋がっていたい…

ごめん…太輔sideﾀｸｼｰを降りてしばらく歩くと、少し先にAちゃんの姿が見えて


俺は思わず声をかけた


太「Aちゃん？」


するとAちゃんの体が一瞬ビクッとして、その反応で、驚かせてしまったとわかった


こんな時間まで仕事だったのか…？


また驚かせてはいけないと思い、できるだけゆっくり近づきながら静かに話しかけた


太「いま仕事終わったの…？」


俺の言葉に振り返ったAちゃんは明らかにおびえた様子だった


私「こ、…来ないでｯ!」


え…？


もしかして…俺が誰だかわかってねぇのか？


太「…ねぇ？…大丈夫？」

そう言った瞬間、Aちゃんは座り込んで泣いてしまった


はぁ……俺が怖がらせてどーすんだよ…


自分に呆れながらも、どうにかしてAちゃんに俺だと気づかせなきゃ…そう思った


座り込んで泣いているAちゃんの肩にそっと触れてから


太「Aちゃん？…もう泣かないで？」


そう言って肩に触れていた手を頭に移動させた


太「俺だよ？…だからもう大丈夫」


俺を見たAちゃんの目からは、次々に涙が流れ出して


すげぇ不安だったことが伝わった


太「怖かったよね…いきなり声かけてごめんな…」


Aちゃんを自分の方へ引き寄せて抱きしめた


１人で怖かったよな…

怖がらせてごめん…

一緒に居てやれなくてごめん…


.

←相談…太輔side｜ごめん…太輔side｜嘘…太輔side→

ラッキーアイテム

ヘアブラシ

→ もう一度｜心理テストを作る｜感想を書く
他の作品を探す