Aさんの診断結果
教えて２(〃「いや、あの子。見てどう思う？」
「…トレーナーみたいだね」
レッドの目付きがキリッとなる。
ああ、そうだな。
腰にボールがあるしトレーナーだ。
馬鹿野郎。
挑みにいこうか悩み始めたレッドを見て悲しくなってくる。
コイツはやっぱりポケモンにしか興味が無さそうだ。
めげそうになったが、言い方が遠回し過ぎたのかと思い、もう少しストレートに聞くことにした。
「すげぇ美人だよな。レッドどう？」
その言葉にレッドは改めて女性の姿を確認した後
「…そう？」
と怪訝そうに答えた。
なんだそれ。
しかもオレの女性の好みのタイプを仄かに否定された気がする。
こいつ感覚がおかしいのだろうか。自分の中性的な顔を常に見ているせいに違いない。
もう思い切って、直球で聞くことにした。「んじゃ、レッドはどんなのが好みのタイプなんだよ？」
レッドは無表情で暫く考え込んだ後、ぽつりと答えた。
「…考えた事、無い」
それを聞いてオレは、これ以上聞く事を止めた。
解ってたけど、やっぱりそういうのに興味が無いらしい。
がっかりした訳じゃないけど、悲しい気分になる。
オレは何を期待して、何を聞きたかったのだろう。
それを考えるのも、馬鹿馬鹿しくなった。
「…悪かったな、帰ろうぜ」
オレが立ち上がると、こちらを見ていたレッドも黙って立ち上がった。
この話は、その日そこで終わった。
だが唐突に、続きは始まった。
「ずっと考えてたんだけど」
オレを打ち負かしたレッドがポケモンをボールに戻しながら呟いた。
またバトルに負けて腐照っていたオレは半泣きで言った。
「あん？何が」「グリーンだと思う」
「だから何が…」
「好みのタイプ」
それを聞いたオレはポケモンにかけていた傷薬を、思い切り地面に撒き散らした。
幻聴を聞いた気がする。
頭をリセットして、もう一度聞く事にした。
「……オレが、何？」
「好みのタイプ」
慌てるオレに全く動じず、レッドは同じ言葉を機械のように再生した。
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ラッキーアイテム
会議室
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やまあいずり
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ほとり - グリレってかっっっわいいんですよね！！友達も絶賛してました〜〜♪ (2017年8月23日 11時) (
レス) id: 734f97c1a8 (このIDを非表示/違反報告)
プリン猫 - グリレェェェエェ！ (2014年10月13日 9時) (レス) id: 6a988d84f1 (このIDを非表示/違反報告)
彼方 - グリレ良いッスよね!! (2014年7月19日 23時) (携帯から) (レス) id: d83f7a18c0 (このIDを非表示/違反報告)
桜狗鬼 - グリレ最高です(^p^) (2014年6月1日 1時) (レス) id: 6786725dbf (このIDを非表示/違反報告)
レッド(プロフ) - 飴さん» mjですかぁ!?ありがとうございます♪
グリレの小説は初めてで自信が無かったのですが…お褒めの言葉を頂き光栄で御座います♪これからも更新頑張ります。 (2014年3月20日 22時) (携帯から) (レス) id: ef95bbac65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キドキド | 作成日時：2014年3月9日 8時
