ドジな私のドジな恋

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Aさんの診断結果

嘘だよね？北「じゃーここは俺が奢ってやるから元気出せー！」

「私は元気なんですけどねー(￢_￢)」

北「まーまーw
てか、お前に言い忘れてたんだけど今度隣の課から1人移ってくるみたいだから。」

「だれですかー？私知ってる人ですか？」

北「ほら、お前が入社した時よく面倒見てもらってたやつだよ(・ω・)ノ」

「それ北山先輩、貴方じゃないですか。」

北「いや、俺もともとこの課にずっといんじゃん。隣っつったろ？(－_－＃)」

うーん。ん。ん。ん？？？！！！！

思い出すと今にも顔が真っ赤になりそうだ。

北「その顔じゃー、思い出したみたいだな？w」

忘れていた私が馬鹿だ。いや、忘れてはいない。むしろありえなさ過ぎて頭に無いようなもんだ。

「……藤ヶ谷先輩…ですか？」

北「…あっ。思い出したなー？ww」

藤ヶ谷先輩は私が入社して右も左も分からない時こんなドジな私にいつも手助けをしてくれた私の憧れの先輩であった。

しかし課が隣ということもありなかなか会えず一年も経てばほとんど顔も合わせないような関係になっていた。

北山先輩は同じ課だったから今でもこうして飲みに連れて行ってもらったりと交流も少なく無いのだが藤ヶ谷先輩に会うのは入社以来の約1年ぶりであった。

短い時間だったが私の中で大きな存在となっていた先輩。

憧れだけではこの感情の意味を現さないそれ以上の感情だったのかもしれない。いや、それ以上だった。