Aさんの診断結果
色彩10 次の日、眼帯を付けて学校に登校した。
教室に入ればザワザワと話声。
ツナ「目、大丈夫？軽く頭ぶつけちゃってて、、何か、、えっと、」
溢「(！それって、)昨日！俺、屋上からおちたよね！？」
ツナ「えぇ！？ そ、それは、、」
溢「山本が飛び降りようとしてて、沢田と俺が一緒に落ちて、そのあとは！？？」
ツナ「えっと、、、、、、、」
溢「、、、っ！ 話さないならいい！」
イライラして、問い詰めていたのにもかかわらず、自ら返答を聞かない。
席に着けば理愛華から話を振られる。
理愛華「その目どうしたの？ 大丈夫？」
溢「あぁ、大丈夫だよ。ところで、次の授業って、」
理愛華「ふふっ、溢の好きな、、美術だよ。」
溢「！そ、そっか、、」
無意識にも、顔がにやける。
俺は、絵が好きだ。
描くのも、見るのも好きだ。
でも、色が分からないから、色はバラバラ。
公園を書いたって、先生曰く、ベンチが赤く、砂が黄色で草は水色に木はオレンジという。
って言ったって、俺はどんな色なのか知らないけど。
でも、、
溢「ごめん。今は、絵を描く気分じゃない。」
理愛華「、、そっか。また行くの？」
溢「、、うん。」
理愛華「私も後で行っていい？」
溢「ﾆｺｯ うん。いいよ。」
笑顔を張って教室を出る。
そして、また、あの教室に。
美術準備室2
と書かれた教室を開ける。
後ろと前に黒板があって、カーテンは絵具がついたり、切り刻まれていたり、床はスケッチブックや絵具、筆、画板、本、そんなものが散らばっていて、
後ろの黒板寄りの窓がある壁の所に、ボロボロのソファー、それを囲むように本棚が壁を沿って三つ。本がびっしりと詰められている。
溢「・・・」
無言でソファーに座り込み、ボーっと周囲を見回す。
溢「掃除しようかな？」
そんな疑問をつぶやくが、
めんどくさいや。その結論で終わる。
ふと、横を見る。
自分の隣にある本。
昨日読んでいた本か。
そこには紙が挟まれていて。
【9時 応接室に来て】
その言葉だけだった。
溢「・・・」
今の時間は8時48分。
丁度いいかな。
そう思い、教室を出て、応接室に向かう。
あんなことが起こるとは知らず、、、
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琳鶯 - おひさ〜。相変わらず面白いな！続きないのかよ!!ってついツッコミたくなった。 更新よろしく頼む！ (2014年7月24日 14時) (携帯から) (
レス) id: 2912a2f0fd (このIDを非表示/違反報告)
幻無琳鶯(プロフ) - ぬら孫のやつ誤字があったよ。のらりひょんってなってるよ。わざとだったらごめんね。 (2014年5月27日 22時) (携帯から) (レス) id: 2912a2f0fd (このIDを非表示/違反報告)
幻無琳鶯(プロフ) - 斬夜めちゃおもろいな。最高だよ！我も書いたぜ。読んでくれよ。ぬら孫更新してー。 (2014年5月24日 20時) (携帯から) (レス) id: 2912a2f0fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：泡沫斬夜 | 作成日時：2014年3月27日 17時
