『あの時気持ちを伝えてたら』なんて今でも時々想う
５、桜通り 〜春〜２ケツして帰ろうということになり、紅先輩の肩をしっかり握って後ろに跨った
千鶴：「芽衣〜？」
芽衣：「なに・・？」
千鶴：「肩持つだけじゃ落っこちるぞ」
芽衣：「大丈夫だもん！」
千鶴：「腰持っとけ」
仕方ない、、、両腕を肩から腰にゆっくり移動させる。
紅先輩の背中は広かった 顔を埋めてみる
千鶴：「なぁ、芽衣」
芽衣：「ん？」
千鶴：「もしかしたらさぁ、俺、、芽衣の事さ告られるまえから好きだったのかもしれない」
芽衣：「ぇ・・・／／／」
千鶴：「うん、、、まぁ、そう言うことだよ／／／」
紅先輩の耳がカーッと熱くなるのが分かった
千鶴：「今度・・・・？」
芽衣：「な、なんていったの！？」
車の雑音で聞こえなかった
千鶴：「今度、家来ない？」
芽衣：「え・・・」
車がすぐ横をかすり通る。
え・・・
千鶴：「ダメかな？泊まりに来ない？」
芽衣：「ととと・・・泊まりィ〜！？」
千鶴：「ダメだよね」
うん
多分ダメだよ
そう言いたかった、でも
芽衣：「大丈夫だと思う！！聞いてみるから♪」
千鶴：「そっかよかった」
・・・なんで・・・
千鶴：「訊いていい？」
芽衣：「ん」
千鶴：「ファーストキスの味は？」
同時に自転車は信号に引っ掛かった
ファーストキスの味は・・・知らない
だから今、、、知りたい
後ろから降りて、すごく背の高い紅先輩の唇に自分の唇を当てる
千鶴：「／／／」
芽衣：「紅千鶴君の味です」
ヤバイな、空気読めばよかった・・・
信号は青に変わる
芽衣：「・・・ホントだよ・・・」
紅先輩はｱﾀｼのあごに手を添えてクッと上げると唇を触れさせた
長いキス、、、、コレが永遠なんじゃないかと想うほど長いキス
千鶴：「乗れ」
芽衣：「うん・・・」
気まずくなった
唇を経由して紅先輩の温かい唾液が伝わった
あの感覚が少し葉山芽衣を狂わした
紅先輩はｱﾀｼの家の前で自転車を止め
もう一度風に様なキスを交わして手を振りながら帰っていった
まるでいけないことをしたかのようだったので親の顔なんか見れなかった
葉山芽衣のファーストキスの味は・・・紅千鶴の味でした
〜続く〜
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千里 - 。 (2010年9月2日 16時) (
レス) id: 24a46c89f6 (このIDを非表示/違反報告)
らっしぃ - えぇ〜！？ らっしぃが休んだ時に、このクラス閉鎖になった(笑 (2009年10月19日 19時) (レス) id: 8e5618cf24 (このIDを非表示/違反報告)
リプトン - ィンフルになっちゃったの!?!? 大丈夫!?!? ゥチも今学級閉鎖なんだ↓↓ (2009年10月19日 12時) (レス) id: 8c8967c891 (このIDを非表示/違反報告)
らっしぃ - あははは〜 インフルでさ〜･･･さっきまで死んでたわよ (2009年10月14日 10時) (レス) id: 8e5618cf24 (このIDを非表示/違反報告)
リプトン - ﾊﾟｽ思い出してよかったねん♪♪ (2009年10月13日 18時) (レス) id: 3b5ad11549 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らっしぃ＆春ﾞ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/shinri/ONE/
