【小説】鬼弟子〓曽良と奥の細道

曽良「……Aさん、僕を待たせないでください。」

曽良と嫉妬と戸惑う心〓02曽良side


僕はなぜ部屋を出てしまったんだろう？

芭蕉さんとAさんが仲良くしていたから？


……そんなはずない。


…僕は別に、Aさんのことが好きなわけではない。

ただ、
旅の途中の暇潰しくらいでAさんをいじめていただけ


……の、はず…

なのに……


芭蕉「ははっAちゃん可愛いなぁ〜(本音ﾎﾟﾛﾘ」


A「えっ/////」

芭蕉「わっわぁぁぁああっ!!な、何でもないよAちゃんっ(汗)」

A「そ、そですか…/////」


……そんな二人の会話が聞こえてくると
僕は胸を締め付けられるような気持ちになる。


この気持ちは一体……


〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


〜Aの部屋〜


ふあぁ〜、もうそろそろお風呂行こっかなぁ…


……そういえば、曽良くん
あれから見てないな…

どうしちゃったんだろ…


――ｺﾝｺﾝ。


ん？誰だろ…

A「どーぞぉ〜」


そこに立っていたのは曽良くんだった。


A「あっ曽良くーん!ドコ行ってたの〜っ!?」

曽良「いえ、別に…」

A「も〜(笑)芭蕉さんと心配してたんだからね？」


曽良「……………っ!」


曽良くんが固まった…

次の瞬間……


曽良「Aさん………」


ｶﾞｼｨｯ!

A「きゃっ!!え？な、何？曽良くん…」

私は突然両手首を荒々しく掴まれた、
それから……


――――ﾀﾞﾝ…ｯ

A「わっ!そ、曽良くん…!?」


曽良くんに壁に追い詰められ…
逃げ場がなくなり

壁に押し付けられて、身体もすんごく密着してます…/////


A「どっ、どうしちゃったの…!?/////」

曽良「…………。」

曽良くんの無言怖いっ(笑)


…と思ってたら、


曽良くんが私の首筋に顔を埋めてきた。

A「ひゃっ!!そ、曽良くん…っ/////」

曽良「………(ﾍﾟﾛｯ←Aの首を舐める」

A「きゃあぁっ!!
ちょ……/////またいたずら!?(汗)」


曽良「……違います。」

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