誰も傷つけたくないのに…っ by雪
=第20話=・
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私たちは校舎に歩いて行く。
その途中、京介が居た。
壁に寄りかかって携帯を弄っている。
天馬が京介に向かって歩く。
雪｢天馬…。｣
松｢…俺はサッカー部に入る!｣
京｢((ﾌｯ 好きにするんだな。｣
葵｢行こう、天馬。｣
松｢うん。｣
京介はどこかに行ってしまう様だ。
雪｢葵、私は午後の授業には出れない。｣
葵｢えっ？｣
雪｢担任に言っといてくれ。｣
葵｢え、あ…うん!｣
そう言って京介を追いかける。
雪｢…京介!!｣
走りながら声を掛けると、
振り向きざまに何かを投げてくる。
……コーラ？
京｢走って来たんだろ。
それ飲んどけ。｣
雪｢…すまないな。｣
やっぱり優しいんだな…。
コーラの缶を開け、一口飲む。
雪｢で、お前は何が聞きたいんだ？｣
京｢？！｣
雪｢そんな顔をしていたんでな。｣
京｢…この4年間どこで何してたんだ？｣
そうか…。
4年前のあの日、突然転校したからな…。
雪｢…アメリカに留学してた。｣
京｢ハァ?!｣
雪｢バレリーナとして生計建てて、
有名な医科大に居たんだ。
スキップ制度を利用してね。
医師免許も取って、博士資格も
貰って来たんだ。｣
京｢マジかよ…。
でも安心した。
サッカーも続けてたみたいだしな。｣
雪｢そうか…。…寝るか!｣
京｢そうだな…。俺も眠ぃ。｣
窓から見えたのは、京介の肩に頭を乗せ、
雪の頭に自分の頭を乗せた京介でしたとさ♪
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京｢おい、起きろ。｣
雪｢ん…。｣
目を開けると目の前に京介の顔。
京｢後5分でHRだ。
俺もお前と同じクラスなんだぞ。｣
雪｢京介が朝からサボってたから知らなかった。
有難う。先行くな？｣
そう言うが早いか、私は足に少し力をいれ、
教室のある2階の窓に降り立つ。
これ位の軽業、朝飯前だ。
窓が偶然開いていて良かった。
京｢お、脅かすんじゃねーよ!!｣
そんな京介の叫びを背に、休み時間中に
教室に戻った私であった。
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池村 しふぉん(プロフ) - 評価10票!!1000hit越え!!!何が起きた?!こんな作者に清き一票ありがとうございます!! (2012年4月4日 17時) (
レス) id: a3b06f381e (このIDを非表示/違反報告)
池村 しふぉん(プロフ) - 最近はもう1つの小説に力入れてて、全然更新できてません(汗)ネタ切れです(本音)また頑張りますので見捨てないでやって下さい>_< (2011年11月10日 21時) (レス) id: a3b06f381e (このIDを非表示/違反報告)
池村 しふぉん(プロフ) - カーリンさん》いつも有難うです!! 『ﾃﾞｨｱﾃｨ･ｸﾚｲﾄﾞﾙ』は直訳で『神の子守唄』です☆ 何でこんな技が使えるかはまだ秘密♪ お楽しみに!! たぴおかさん》有難うございます!! 私のは主人公捏造した子ｗなので、本物の本編も見てくれると幸いですｗｗｗ (2011年10月11日 16時) (レス) id: b1effceb17 (このIDを非表示/違反報告)
カーリン(プロフ) - またまた書かせていただきます♪ 雪ちゃんすごい！ 『ディアティ･クレイドル』ってどういう意味なんですか？ かっこいいですね☆ (2011年10月10日 18時) (レス) id: d40841c032 (このIDを非表示/違反報告)
カーリン - こんにちは！ いつも見させてもらってます♪ 次が楽しみです！！ 頑張ってください！！！ (2011年10月9日 18時) (レス) id: d40841c032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：池村 しふぉん | 作成日時：2011年9月28日 13時
