誰も傷つけたくないのに…っ by雪
=第18話=・
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金｢さあ、剣城君にﾕﾆﾌｫｰﾑを。｣
私は観客席から降り、ﾌｨｰﾙﾄﾞに居る
理事長の後ろにひっそりと隠れていた。
金｢さあ、早く!｣
この理事長の目は節穴か？
京介がこの状態で何も
しない訳が無いだろう!!
神童さんがﾕﾆﾌｫ-ﾑを差し出す。
京介が手でそれを払う。
拓｢あっ!｣
地面に落ちるﾕﾆﾌｫｰﾑ。
今は我慢、我慢…。
私が怒っても意味が無いからな。
拓｢…分かっているのか!!
雷門のユニフォームだぞ!!｣
京｢俺はﾌｨﾌｽｾｸﾀｰの監視者だ。
お前らごときとは違う。｣
拓｢剣城!!!｣
三｢止めろ、神童!!｣
拓｢しかし…。｣
三｢神童…。
理事長の後ろ、見てみろ;｣
拓･京｢？｣
そう、そこにはよろつきながらも
黒い殺気に身を包んだ私。
京｢ま、まし…ろ…？;;;｣
拓｢涼野…とりあえず落ち着け…；｣
そう言われてフッと殺気を消す。
雪｢全く…。
また下らない悪戯しやがって…。｣
昔っから悪戯好きなのも変わってない…。
面倒臭い奴だ…。
金｢で、では挨拶も済んだ様だし、
まあ、そういう事で…。｣
パンパンッとﾕﾆﾌｫｰﾑに付いた
埃を払い、きちんと畳んで神童さんに
渡す。京介は立ち去ってしまったが。
雪｢済みません。｣
拓｢…いや、お前が謝る事じゃない。｣
霧｢そういえば、お前何で剣城の事
知ってるんだ？
お前もシードなのか？｣
｢｢｢｢｢ ？！ ｣｣｣｣｣
車｢霧野! 失礼だぞ!!｣
天｢涼野は昨日俺達を庇ってくれたド。｣
倉｢俺もお前も助けてもらったろ？｣
雪｢…別に良いですよ。
私と京介は幼馴染なんです。
アイツにはアイツの理由があるみたいです。
だから、許してやって下さい…。
――こんな体ですが、私は入部希望者です。
テストの時は、遠慮なく扱いて下さい。｣
拓｢あ、あぁ…。｣
それを聞いて安心し、頬を緩めた。
雪｢有難うございます。
ではまた放課後に…。｣
そう言ってその場を後にした。
その時には、もうふらついてはいなかった。
｢｢｢｢｢ っ///// ｣｣｣｣｣
その微笑みを見たその場の全員は、
顔を赤らめていた。
もちろん、彼女はその事を知らない――。
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池村 しふぉん(プロフ) - 評価10票!!1000hit越え!!!何が起きた?!こんな作者に清き一票ありがとうございます!! (2012年4月4日 17時) (
レス) id: a3b06f381e (このIDを非表示/違反報告)
池村 しふぉん(プロフ) - 最近はもう1つの小説に力入れてて、全然更新できてません(汗)ネタ切れです(本音)また頑張りますので見捨てないでやって下さい>_< (2011年11月10日 21時) (レス) id: a3b06f381e (このIDを非表示/違反報告)
池村 しふぉん(プロフ) - カーリンさん》いつも有難うです!! 『ﾃﾞｨｱﾃｨ･ｸﾚｲﾄﾞﾙ』は直訳で『神の子守唄』です☆ 何でこんな技が使えるかはまだ秘密♪ お楽しみに!! たぴおかさん》有難うございます!! 私のは主人公捏造した子ｗなので、本物の本編も見てくれると幸いですｗｗｗ (2011年10月11日 16時) (レス) id: b1effceb17 (このIDを非表示/違反報告)
カーリン(プロフ) - またまた書かせていただきます♪ 雪ちゃんすごい！ 『ディアティ･クレイドル』ってどういう意味なんですか？ かっこいいですね☆ (2011年10月10日 18時) (レス) id: d40841c032 (このIDを非表示/違反報告)
カーリン - こんにちは！ いつも見させてもらってます♪ 次が楽しみです！！ 頑張ってください！！！ (2011年10月9日 18時) (レス) id: d40841c032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：池村 しふぉん | 作成日時：2011年9月28日 13時
