【小説】続☆☆編〓曽良と奥の細道

曽良「…Aさん？何よそ見してんですか(ﾆﾔｯ」

曽良と子どもと敬語〓01〜下町〜


A「ねぇ曽良くん、何買うか忘れてないよね?」

曽良「当たり前ですよ、Aさんと一緒にしないでください。」

A「ｲﾗｯ)…ですよねーｗｗ」



そう、ただ今 私と曽良くんはお使い中。……とは言っても、
私はただついて来たってカンジかな?

行くつもりはなかったんだけど…なんか芭蕉さんに
「二人で行っておいで☆」、とか言われたので仕方なく(笑)

…別にどーでもイイんだけどさ。最近、何となく……


曽良くんと二人きりになるコトが多いなぁ

……ま、別にどーでもイイんだけど!!



曽良「ちょっとAさん、しっかり前見て歩いてくださいよ。子どもじゃないんだから…」

A「お母さんかっ!!…ハイハイ、わかってますよーだ!」

曽良「まったく…、…………おや?」

A「ん?」



曽良くんが急に立ち止まった、何故!?
だが、よく見ると曽良くんの視線の先には小さな女の子が………


曽良/A「あ…っ!!」




ﾄﾞｼｬｯ!(←女の子 転ぶ


女の子「うあぁぁぁあん!!」


あらら泣いちゃったっ(汗)

A「そ、曽良くん…どうしy………アレっ?」


いねぇぞ曽良くん!!……って、あぁっ!?
曽良くん早くも女の子に颯爽と近づいてるよ!!

私も後を追わなきゃ…!




女の子「ふぇぇ………、え?」

曽良「大丈夫?」



A「……わっつ。!?!?!?」


…っええぇぇぇぇえ!?!?曽良くんが敬語を使ってないだとォォォォ!?!?


A「……?(ﾎﾟｶｰﾝ」



女の子「う、うん…」

曽良「少し血が出てる、…この薬を塗るとすぐに治るよ。」

女の子「あっありがとう…お兄ちゃん!」

曽良「気にしないで、じゃあ気をつけて帰ってね。」

女の子「うんっ!!ばいばーい♪」


ﾀﾀﾀﾀｯ(←女の子 去る




A「……?(ﾎﾟｶﾘﾇｰﾝ」

曽良「？…どうかしましたか?Aさん。」

A「…え!?っあ、その……はは!」

曽良「何ですか。」

A「いや…何て言うか、曽良くんも敬語使わない時あるんだね!」

曽良「…そりゃありますよ。」

A「あははー……意外…」

曽良「相変わらず訳のわからない人ですね…」

A「うん、ゴメン…」



……本気でビックリしましたよ、はい。あんな曽良くんレアレアだよ!激レア!!
ていうか、妙に優しかったし!?

曽良くんって、敬語使わないと優しい……とか!?


A「………よし!(ﾆﾔﾘ」

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