ジェジュンとあたしの運命…
嫉妬心「今日は東京に戻るの？」
ジェジュンはあたしの肩に手を乗せ、あたしの顔を覗き込んだ。
あたしが泣いてると思ったらしい。
「うん、帰るよ」
その手を振り払うようにジェジュン兄から離れた。
ジェジュン兄はちょっと複雑そうにあたしをみた。
「もうお兄ちゃんじゃないから…」
あたしは力なく微笑んだ。
さっきの詩江名ちゃんの言葉を思い出したから。
「…それでいいのかよ」
ジェジュン兄はその場であたしを見た。
真剣だ。
「俺に新しい妹ができたから俺ら別れるのか？そんなんで終わるのか？そんな軽ぃ気持ちだったの？」
「違う…そうじゃないよ…でもやっぱり詩江名ちゃんがいるし…」
「だからなんだよ。関係あるのか？」
ジェジュン兄はちょっとイライラしていた。
「お兄ちゃんには分かんないよ。あたしに新しいお兄ちゃんができたらジェジュン兄はどう思うの？」
「別に何とも思わねえよ」
ジェジュン兄は冷たかった。
詩江名ちゃんに対する態度のほうが優しく思えた。
「…ジェジュン兄は変わったよ…前と全然違う…」
「何が変わったんだよ。変わったのはAじゃないの？」
お兄ちゃんは一歩あたしに近づいた。
「じゃあ…なんでお兄ちゃんは詩江名ちゃんに優しいの…っ？」
あたしはぶわっと吹き出した涙を止められなかった。
「妹だからだよ」
ジェジュン兄は真剣だった。
だから余計辛かった。
妹だから…
そんなの聞きたくないよ。
あたし以外に妹なんて…
やだよ…
「もう…いい…帰る…」
それ以上話しても無駄だと思った。
あたしの醜い嫉妬が止まらなさそう。
「あほ…こっち見ろよ…」
ジェジュン兄は帰ろうとしたあたしの腕を掴み、自分のほうへ引き寄せた。
唇があと数センチであたりそう。
おでこはコツンとあたっている。
ジェジュン兄はあたしと目を合わさずに、うつむきかげんでそっと呟いた。
「なんで久々に会って別れるんだよ。俺はAが好き…それじゃだめなのかよ…」
「…だって…もうジェジュン兄はお兄ちゃんじゃなくなっちゃったんだよ？…それだけで…辛い…」
「俺だって辛ぇよ。新しい妹なんていらねぇ…ずっとAだけいてくれればいんだよ…」
お兄ちゃんはそっと顔を上げると、唇があたるかあたらないかぐらいのキスをした。
あたしは抵抗できなかった。
心はお兄ちゃんが大好きだから。
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セントポーリア
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もね(プロフ) - いいよ〜☆ (2010年1月8日 13時) (
レス) id: 0d1a74a79c (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - あおい☆続き楽しみだよー☆ (2010年1月6日 20時) (レス) id: 0d1a74a79c (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - いえいえ、くだらないですがプロフどうぞｗまやさんとおんなじ超超×ムゲンｗいい話です！どうなるか分からないカンジがｄ最高！＾＾照れてるおにいちゃん最高です「・・・・。。。///// (2010年1月6日 12時) (レス) id: 4f24b951f2 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - いやぁ//あおいさんの描くジェジュン......最高///優しいけど男らしい....//さいこー！ｗしえなちゃん...かうぃいからこそにくいですねｗ (2010年1月5日 14時) (レス) id: 4f24b951f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/jejungiove/
