ジェジュンとあたしの運命…
思い出「今日だけこっちにいられないの？」
お兄ちゃんは近くにあったベンチに腰掛けた。
あたしはその隣に座った。
「分かんない…りつきの用事もあるし…」
「…そっか」
久しぶりに再会したのにこんな再会のしかたないよね。
「詩江名ちゃん…可愛い子だね」
不意に口から出た言葉。
それはホントに思ったことだった。
あたしとは正反対…
「中2なのにめちゃ手かかる。わがまますぎ」
ジェジュン兄はうげっと顔をしかめた。
「でもいいな…お兄ちゃんの妹なんて。。。」
「なんで？お前は妹じゃなくて彼女だろ？そっちのほうがいいんじゃねえの？」
「うん、でも…前は彼女でもあって妹でもあったでしょ？普通のカップルより特別だったもん…嬉しかった…」
思う出すと、自然に笑みが浮かんできた。
ジェジュン兄はコテンとあたしに寄り掛かると、ちゅっと頬にキスした。
「お兄ちゃん…ほんとはね、お兄ちゃんに会えて嬉しかった」
「ん、俺も。でもなんか大人っぽくなったな…」
ジェジュン兄はあたしの髪をふさふさっと触った。
「髪伸びたね。可愛い……あんまきれいになるなよ？」
「ジェジュン兄だって…どんどんかっこよくなってる…」
「でも来年受験だな。あんまり電話できない…」
「受験…そっか…」
お兄ちゃんに教えてもらいたかったなぁ……
お勉強…
二人でたわいもない話しをしていると、怒った詩江名ちゃんの声がした。
「ジェジュンお兄ちゃん！遅いっ！早くしてっていったじゃん」
後ろからりつきも来た。
申し訳なさそうに手を合わせている。
あたしはりつきに微笑むと、帰ろう、と声をかけた。
詩江名ちゃんを見ると、あたしを睨んでいた。
それを気にせず、りつきを駅に向かって歩いた。
後ろからジェジュン兄がついてくる。
しぶしぶ詩江名ちゃんも来ている。
もうすぐお別れになっちゃう。
また会えない日がつづく。
たぶん電話の回数も減ると思う。
また寂しくなっちゃう……
そうして駅に着いた。
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もね(プロフ) - いいよ〜☆ (2010年1月8日 13時) (
レス) id: 0d1a74a79c (このIDを非表示/違反報告)
もね(プロフ) - あおい☆続き楽しみだよー☆ (2010年1月6日 20時) (レス) id: 0d1a74a79c (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - いえいえ、くだらないですがプロフどうぞｗまやさんとおんなじ超超×ムゲンｗいい話です！どうなるか分からないカンジがｄ最高！＾＾照れてるおにいちゃん最高です「・・・・。。。///// (2010年1月6日 12時) (レス) id: 4f24b951f2 (このIDを非表示/違反報告)
まなか(プロフ) - いやぁ//あおいさんの描くジェジュン......最高///優しいけど男らしい....//さいこー！ｗしえなちゃん...かうぃいからこそにくいですねｗ (2010年1月5日 14時) (レス) id: 4f24b951f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あおい | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/jejungiove/
