極上のsweetをあなたに

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Aさんの診断結果

出会い.

.

？:｢あの-･･ねぇ､君･･･起きて?｣

あ:｢･･･ん｣

(誰だろ？優しい声｡すっごく寝やすい･･───)

ん？寝やすい？

あ:｢ぁ!!ごめんなさい!!!!私..｣

(もたれかかって寝てたんだ)

？:｢いや､いいんだけど､俺､次降りるからさ｣

あ:｢ぁあ･･すみませんでした(汗｣

(ん？ところで･･･今どこ？)

窓の方を見てみるけど､どこなのかわからなかった

あ:｢ぁの～･･今どこですか？｣

？:｢もうすぐで東京だよ｣
あ:｢･･!!!｣

(あ─･･乗り過ごしてる)

お姉ちゃんの家泊まる予定だったのになぁ─･･実家は近いのゎ近いけど･･･リフォームしてから新しい鍵持ってないし､それどころか今日はお父さんもお母さんもいないんだっけ？最悪だ─･･

あ:｢･･･ホテルか..｣

ふいに言葉がでてしまっていた

？:｢ん？もしかして乗り過ごしたの？｣

あ:｢ぁ-･･そうみたいです｣

───間もなく東京

ｱﾅｳﾝｽが聞こえてきた

(仕方ない･･降りるか)

私は急いで荷物をまとめて降りる準備をした

────駅につき外にでると､もうすぐ深夜だというのに人通りは多く､久しぶりの東京に驚きを感じてしまった

？:｢ねぇ｣

振り替えると隣の席の人だった

？:｢あのさ､よかったらうち来ない？俺アメリカから昨日帰ってきたんだけどまだ時差ボケでさ、全然眠くね～の｡だからさ､飲もうよ!!一緒に｣

私が戸惑っていると

？:｢泊まっていっていいから､ね？｣

あ:｢･･いいい､いいですいいです!!悪いです｡なんとかなりますから｣

？:｢じゃあどうすんの？｣

あ:｢ホテル探します･･｣

？:｢はぁ･･｣

私がそういうと大きなため息をついて

？:｢そんな泣き顔で歩いてたら何されるかわかんないよ？｣

(･･ぇ？もしかして私のこと心配してくれたのかな)

？:｢俺､何もしないからさ､飲んで忘れよぅ？嫌なことでもあったんでしょ？───ほら､行くよ｣

あ:｢ぁ･･はぃ..｣

そういうと私のｷｬﾘｰを持って運んでくれた

(強引な人･･)

でも､自然と嫌な気持ちはしなかった
むしろ見ず知らずの私のことを心配してくれたことが何よりも嬉しかった

───そぅ、これがあたし達の出会いだったね