TVXQ-二人を結ぶ赤い糸-JEJUNG ver.

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東方神起-二人を結ぶ赤い糸-JEJUNG ver.

第14話　嘘の口実ジェジュン「俺、Aと一緒に買い物行ってくるから、待ってて」

A「ちょっと時間がかかるかもしれないですが、待っていて下さい」

ユノ「分かった～」

そして、見事に家を出れた。
こんなに簡単に出れるとは俺もAも思っていなかった。

ジェジュン「無事に出れたね。どこ行こうか？」

A「どこでもいいよ。ジェジュンはどこか行きたいところがあるんじゃないの？」

ジェジュン「…何で？」

A「だって…ジェジュンが誘ってきたんだし…」

ジェジュン「う～ん…じゃあ海行こうか」

A「うん」

そして、一緒に海に行く。
まだ想いは通じ合ってないので、手はつなぐことができない。
繋ぎたい気持ちは山々だが…

今、丁度夕方だった。
夕日が海に写っていて、凄く綺麗。
Aの横顔が一段とかわいく見える。

A「ジェジュン！連れてきてくれてありがとう。すっごく綺麗！」

ジェジュン「そうだね＾＾」

俺はさりげなくAの肩に触れる。
そして、自分の胸に寄せた。
Aはにこっと笑って、受け入れてくれた。

今ならキスができそう…
でも、俺にはそんな勇気がない。
Aが俺の胸の中にあるだけで、ドキドキが止まらないっていうのに。
俺にそんなことができるわけがない。

ジェジュン「そろそろ、買って帰らなきゃな」

A「そうだね…」

俺に、告白できる勇気はいつ出てくるんだ？
俺にそんな勇気があるっていうのか？
何で言えないんだろう…

そして、近くの薬局に寄った。
頭痛止めの錠剤と、熱さまシートを買った。

それが入った袋を二人で一緒に持って帰る。
誰から見ても、本当にカップルみたいだった。
なのに…実際は違う。