25 ページ26
.
_ガウンッ
とある倉庫で銃声が鳴り響いた。
っ!?!?
…降谷っ!?
急いで倉庫内に駆け込む。
『ジン、さっきの銃声は…』
ジンが銃口を向けている先を見ると
バーボンとキールが柱に拘束されていた。
そして、キールの腕からは血が垂れていた。
……降谷じゃ、ないのか
ホッとしてる自分に気付き
内心、自分に苛つく。
ジ「遅かったじゃねぇか、グレーン」
『悪い、ちょっと道間違えちゃってな…』
ジンは再び2人を見る。
ジ「ほら、どうした?キール…続けろよ……
手錠、外してぇんだろ…?」
バ「まだ容疑者の段階で仲間を…!」
ジ「仲間かどうかを断ずるのはオマエらではな
い……
最後に1分間だけ猶予をやる…
先に相手を売った方にだけ拝ませてやろう…
ネズミのくたばる様をな……」
バーボンとキールはキッとジンを見つめる。
ジ「ウォッカ!カウントしろ!」
ウォ「了解…60秒…」
ウォッカがカウントを始める。
互いが反論し合う中、タイムリミットが刻一刻と迫る。
ジ「さぁ……ネズミはどっちだ…?」
ベ「ジン!まさか本気で…」
『ジン!?』
ジ「先に鳴くのはどっちだ…?」
タイムリミットが10になった。
9
8
どうする…どうする……!!?
7
6
5
ジ「バーボンか…キールか…」
4
3
ジンが最初に狙うのは…!!
2
1
ジ「まずはキサマだ…バーボン…!」
カウントがゼロになった。
__A!__
その瞬間、天井の照明が落ちて
2人を照らしていた照明が消え、倉庫内は暗闇になった。
『!!』
ジ「キール!バーボン!動くな!」
ベルモットがスマホで2人がいた柱を照らすと
バーボンがいなくなっていた。
_バンッ
扉が開き、外の光が入る。
ジ「追えっ!!」
ウォッカとベルモットが追おうとした時
ベルモットのスマホが鳴った。
ジ「悪いな、キール…ネズミの死骸を見せられな
くて…」
ジンは再びキールに銃口を向ける。
ジ「あばよ…キール…」
ベ「ジン!待って!ラムからの命令よ!!」
引き金を引く寸前でベルモットが止めた。
ジ「チッ……」
どうやら、キュラソーの記憶が戻ったらしい。
『ジン、どうするんだ?』
ジ「バーボンとキールは後回しだ…
まずはキュラソーを奪還する……
行き先は…東都水族館……」
702人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時