24 ページ25
医務室で阿笠博士の手当てを終え
観覧車に乗りに行こうとすると
灰原と言う女の子が焦って止める。
__________
ベンチに座り向かい側のベンチで話しをしているコナン君たちを見つめる。
『歩美ちゃん、あの女の子は?』
歩「灰原哀ちゃんだよ!」
灰原哀……
何処かで見た事があるような…
すると、子供達が何やらコソコソと話しをし始める。
『…やれやれ』
子供達はキュラソーを連れて
観覧車の方に向かう。
『こら〜君達〜、コナン君と哀ちゃんに待って
てって言われたろ?』
元「げっ、陽向の兄ちゃん…」
光「いいじゃないですか〜」
歩「おねが〜い!」
子供達にせがまれて、
少し考える素振りを見せる。
『ん〜じゃあ、俺も一緒に乗って良いならイイ
よ?』
そう言えば、喜んで駆け出す子供達。
光「本当ですか!」
元「よっしゃー!行こうぜ〜!」
歩「ほら!お姉さんも早く!」
キュ「えぇ」
『………』
その様子を見つめ、俺も後を追った。
__________
歩「うわ〜!キレ〜!」
光「すごいですね〜!」
元「姉ちゃんも見えるか?」
キュ「えぇ、キレイね」
子供達と話しているキュラソーをジッと見つめる。
コナン君や子供達の話では記憶喪失らしいが、
本当に記憶を失っているのか……?
観覧車のゴンドラが頂点にさしかかった時
5色のスポットライトが集まった。
キュ「ゔぅ……」
『!大丈夫か!?』
キュラソーは頭を抱え、苦しみだした。
キュ「ノ…NOCは……」
『っ!?』
キュ「キール…バーボン……
スタウト…アクアビット…リースリング……」
俺は、ただその光景を見て固まった。
そして、うめき声を上げたキュラソーは
声には出さず、呟いた。
_グレーン…_
まさか……
彼女の脳自体が…記憶媒体なのか……!?
__________
キュラソーは救急車で東都警察病院に搬送された。
『ベルモット…キュラソーから送られてきたメー
ル、俺のところにも送ってくれないか?』
べ「良いわよ」
『あと、俺今日はもう抜けるから…明日また連絡
してくれ』
べ「えぇ…」
700人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
猫月(プロフ) - 椿さん» 椿さん!ありがとうございます!(≧▽≦) 続編も面白いと言って頂けるように頑張ります! (2019年6月17日 21時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - だんだんと面白くなってきました(≧∇≦)/ (2019年6月17日 21時) (レス) id: 54938a211f (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - 椿さん» ありがとうございます!無理しない程度に頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 23時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - テストお疲れ様です(≧∇≦)/無理しないで下さいね (2019年5月23日 21時) (レス) id: ab7495b6bc (このIDを非表示/違反報告)
猫月(プロフ) - そう言って頂けてとても嬉しいです!( ;∀;) テストも終わったので、毎日更新出来るよう頑張ります!(≧∇≦)b (2019年5月23日 20時) (レス) id: 85f4679baf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:猫月 | 作成日時:2019年5月7日 15時