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Kentarõ.
謙「おっ、顕嵐どした?」
顕「いや、気になって」
電話を終えてスタジオに戻ろうとしたら
ドアに寄り掛かっていた顕嵐がいた
謙「美勇人が、心配とか似合わないなって(笑)」
顕「俺に?」
謙「そう(笑)
まあ確かに顕嵐があからさまに心配するなんて
俺もびっくりだな〜」
俺が顕嵐にそう言うと複雑な顔をして話し出した
顕「俺があの後話さなければ美勇人くんこんなこと
しないで済んだはずなのに。
俺、言わない方が良かったかな?」
謙「美勇人言ってたよ?
親から話される前に顕嵐から聞けて逆に良かった、って。
どっちにせよAの家族から言われるんだったら
ワンクッション置いて聞いた方が良かったのかもね。
ハワイだって親たちから行けって言われたんだし
顕嵐が取った行動に悪いことなんてひとつもないよ」
顕「でも」
謙「らしくないな〜(笑)
今は、良い報告聞けるように俺たちも頑張るの!
1人でもこんなんだったら美勇人帰って来づらいよ?」
顕「謙ちゃん、、、」
謙「よーし、練習すっか!」
顕嵐の背中を押してスタジオに入った
中では楽器組が各々練習を始めていて
モロは暇すぎて筋トレし始めてるし(笑)
諸「2人遅い!遅刻!今日奢り!」
萩「それあり〜!俺今日財布忘れたから!」
怜「安井くん俺も忘れた!」
謙「はぁ?!そこはさなじいに、、、」
真「そういうのなしでーす」
顕「姐さん、ゴチでーす」
「「「ゴチでーす!!」」」
謙「領収書、森田美勇人にしようかな、、、(笑)」
美勇人、こっちは平気だよ
1人で不安かもしれないけど、俺たちは背中を押すから
何も心配すんな、大丈夫だから
だって、誰よりも心配してくれるやつがいるんだぞ?
そりゃ心強いさ
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作者名:MIZUHO | 作成日時:2018年1月21日 1時