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Shintaro.




北「ほら、言うんだろ?」

莉「A」

「待ってよ、、」


部活がない放課後

俺達しかいない教室で6人が密集する

俺の前にはAがいて、その後ろに北斗と莉奈

俺の後ろには樹とジェシーが立っている


『A?』

「慎太郎、こないだは、ごめ、っ」

『えっ?』

「慎太郎の話無視して言いたい放題言って
傷つけて本当にごめんなさい」

『や、ちょ、えっ?頭上げてって』


俺の前で深々と頭を下げて謝られる

これ、4人がいなかったら相当ヤバい光景だろう


「だって傷ついたでしょ」

『まあ傷ついたけど』

樹「言わせようとすんなよ(笑)」

莉「樹邪魔しない」

樹「あぁ、ごめんごめん(笑)」

「これからはちゃんと言うから。
って言っても明日で準備終わっちゃうけど」

『別に実行委員意外でもいい。少しは頼って?』

「うん」

『俺もごめんな、任せっきりにして』

「もう終わったことだからいい」

北「ほんっとなんで最後までこう突っかかる言い方
しちゃうかね(笑)」

ジ「変わんねえな!(笑)」


2人の言う通り、謝った後でも何故かツンツンしてるのは

昔から変わらない、このムスッとした表情とか


『この右の下唇噛んでちょっと睨むところとかね、
マジで小さい時から何にも変わってない(笑)』

莉「成長しないなぁ(笑)」

「本当に皆んなしてムカつく」

樹「まあいいじゃん、一件落着ってことで!」

北「あっ、Aあれ渡さないと」

「ん?、、あぁ、、はい、これあげる」

『何これ』


カバンから出てきた黄色い帽子とチューリップの名札


「文化祭の時に慎太郎が付けるやつ。
ちゃんとかっこいいの選んだから」

『、、え?まって、はぁ?!』

ジ「名前ががんもどきって、AHAHAHAHA!!!」

樹「最後の最後にやってくれんなぁ(笑)」

北「意地悪だろ?(笑)」

莉「まあいいんじゃない(笑)
手伝わなかった罰ってことでさ(笑)」

「そうそう、罰ゲーム」


無事に仲直り出来たから

この程度の罰ゲームくらいどうってことない


『うぜー(笑)』

「ざまあ」




.

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作者名:MIZUHO | 作成日時:2019年4月26日 19時

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