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車の中に全て荷物を乗せ、後ろの席に乗り込む。車を運転しているブチャラティさんが不思議そうに聞いてきた。
ブチャラティ「何故、あの子にチップと店の住所を？何か知り合いと言うわけでもなさそうだし...君の人柄だ、俺らの前でカッコつけたいって訳でもないだろ？」
『あの子が貧困街の子だからです。』
ブチャラティ「何故断言出来るんだ？」
『あの子の仕草で分かったんですよ。』
ブチャラティ「なるほど、例えばどんな所だ？」
『えっと、まず髪の毛ですね、あんなに髪を伸ばしておく理由が普通ないと思うんですよ。』
ジョルノ「けど、それだけじゃあ断言するのは難しくないですか？」
チラッと私の方を向きながら聞いてくるジョルノ君。鋭いなぁ、流石。
『あと、あのずっと笑顔を絶やさない所、似てるんですよね、貧困層の所の人と。しかも、手先に切り傷があったのと、クマが酷かったからです。多分彼女、家族さんが沢山居るんでしょうね。』
そう言い終えたとき、車内に沈黙が。あれ、なんか変なこと言っちゃったかな…？？？
もしかしたら、ジロジロ見過ぎて気持ち悪いとか…？
ブチャラティ「すごいな、やはりチームに誘って正解だったな。」
ジョルノ「ええ。素晴らしい推理力と洞察力だと思いますよ。」
そんな風に、褒められたので嬉しかった。
その後も、たくさんの話をした。何故あんなにお金を一気に出したのかー、とか、いつもあんな風にお金を渡しているのかー、とか。話題が尽きることはなかった。
そして、数十分過ぎた時。
信号待ちをしている時、外からコンコン、とドアを叩かれた。
ブチャラティ「誰だ…？」
そう言いながら、ガー、と窓を開けたブチャラティさん。
「よぉ、ブチャラティ。」
金髪の、逆七三分けの男の人が、ブチャラティさんに、声をかけたのだ。
その周りには3人程度の人。
ブチャラティ「プロシュートか。なんだ？」
「見かけたから話しかけただけだ。あー、そうだ、あの新入りだかは、どうなった？」
ブチャラティ「…また明日にでも見せに行こう。
ここのレストランで明日の午後くらいに来い。その時に見せてやるよ。」
「おいプロシュート。もうそこらでいいだろう。
すまなかったなブチャラティ。」
灰色の髪の人が、金髪の人、プロシュートと言われてた人の肩を叩いて、ブチャラティさんに会釈をし、何処かへ行った。そして、周りにいた人達も、灰色の人に釣られて、何処かへ向かった。
私は、話を聞いてみることにした。
___
なんかこれでいいのか感が…
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寺 - すみねさん» なんっ…だと！？？なんだこの、心温まるコメントはッ！！！クソッ、まさかDIOの刺客かッ…！？ここまで心温まるコメントは読んだことがないッ！涙ッ！流さずにはいられないッ！ありがとうございます、嬉しさのあまりニヤケが…更新クッソノロマだけど頑張ります！ (2019年12月29日 8時) (
レス) id: f9ba4140a1 (このIDを非表示/違反報告)
すみね(プロフ) - めちゃくちゃ文章構成もしっかりしてて読みやすく面白いのにこの作者さんの低姿勢…身勝手ながらそれ相応の歳を想像してたら意外っ！それは歳下っ！なんということだ…これからも更新、作者さんの無理ないペースで楽しみにしてます (2019年12月27日 22時) (レス) id: 4d1151fa55 (このIDを非表示/違反報告)
寺 - ゆめさん» 本当ですか！？ありがとうございます！リクエストなどがありましたら、是非よろしくお願いします！すごく嬉しいです！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: dd1e397db1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ - まって、とても面白い！ (2019年11月18日 23時) (レス) id: 8bc30f3fbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：寺 | 作成日時：2019年11月17日 18時
