リボーン～真実の大空～ (ページ14)

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第10話リングが骸に適応したんだねページ14

スッ

骸がリングを填めると急に力が溢れてきた｡

骸｢……っ！｣

リングの力はどんどん強くなっていく｡

骸(僕に逆らうとは…いい度胸ですね)

骸は無理矢理､力を押さえつけた｡

骸｢ハァッ…ハァッ…なんです？これは｣

綱｢霧のテュルースリング｡でも凄いよ？あまりリングの力が暴れなかったから｣

骸｢あれで､あまりですか!?凄く強かったですよ!?｣

綱｢あまりだよ｡リングが骸に適応したんだね｣

骸｢はぁ…｣

嬉しいような､嬉しくないような…

骸｢と言うか何故貴方がこんなリングを持ってるんですか？｣

綱｢造ったんだよ｣

骸｢造った？｣

綱｢うん｡じゃあ行こうか？彫金士の部屋まで｣

骸｢何故ですか？｣

綱｢もう１つのリングを取りに行かなきゃね｣

骸｢そうですか｣

綱｢これは骸の為でもあるんだ｣

骸｢僕の為ですか？｣

綱｢骸がこっちに居るのもそろそろ限界だろ？｣

そう言われればそうですね｡

クロームの身体にずっと憑依してるのもキツイですし

何よりクロームに負担がかかる｡

骸｢はい､キツイですね｣

綱｢今から取りに行くリングはクロームに負担を掛けない為と骸が長くこっちに居るためのリング｣

骸｢ありがとうございます｣

綱｢うん｡じゃあ行こっか｣

骸｢はい｣