はち ページ9
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ここに転生して２ヶ月以上経つが親からの連絡なんて一切ない。
明日は始めての任務。足手まといにならない様に気を張らないとな。
その時スマホの着信音が鳴った。ベットの上でバイブの振動に合わせて震えている
「誰からだろ」
画面を見ると野薔薇と書いてあった
「もしもし、野薔薇どうしたの？」
「んー、何となく。明日の任務のことでA緊張してんじゃないかなーって」
すごいな。エスパーか何かかな
「…ふふっ当たり、すごいね何でわかったの？」
「友達の勘ってやつ？」
優しく微笑みながら話しているのが電話越しでも分かる。
今まで仕事が忙しくてろくに友達が居なかった私は嬉しかった。
今までにいた友達は本当の私じゃなくて多分私のアイドルであるという存在とか、人気だからという影響力、つまり権力みたいなものと付き合ってた人達ばかりだったから。
でも野薔薇は違うって分かった。まだ１日だけしか接して無いけど私にはわかる。
「どーしたの？」
「ううん、なんでも無い。野薔薇のお陰で張り詰めてたものが解けた気がする」
「そっか、なら良かった。」
そう言って野薔薇は電話を切ろうとする
「待って、野薔薇」
「ん？」
「こういう事言うの恥ずかしいんだけど…。友達とこうやって電話で何気ない会話したの初めてだったから…その…嬉しかった……みたいな…」
消え入りそうな位小さくありがとうと言うと野薔薇は嬉しそうに応えた
「んもぅほんっと可愛いわね、アンタ！そういうことなら毎日でも通話してあげるわよ！」
「ふふっそれは流石にやめてー」
「ちょっとー！その止めては余計よ！可愛さ半減しちゃうじゃない」
そんな会話をしていたらいつの間にか１時間も経っていた。こんなに長電話したのは初めてだ
「じゃあね、おやすみ野薔薇」
「おやすみA」
おやすみの挨拶を交わしてお互い電話を切る
そのままベットに突っ伏して足をバタバタとさせる
この２ヶ月間必死にレッスン頑張って生きてきたけど…本当は自分は寂しかったんだなと痛感する。
忙しくて気づかなかった…。
そのまま仰向けになってくる瞼を伏せる
明日は足手まといにならない様に頑張ろうじゃなくて、"少しでも協力できるように頑張ろう"と考えを改めた。
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Gatto:(プロフ) - yuさんコメントありがとうございます！私と同じ妄想してる方がいるなんて…！！気が合いますね！私の方こそ嬉しすぎてにやけちゃってます笑笑これからもっと更新していくので楽しみにしてて下さいね！！ (2021年4月1日 10時) (
レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - きゃぁぁぁ〜！！！この作品、私が見てみたかった感じの話です！！夢主の術式とか、もう私の妄想のまんま！！すごく嬉しいです！！更新楽しみです！！ (2021年3月31日 21時) (レス) id: 96a71449d3 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - おにぎりさんコメントありがとうございます！気づきませんでした…教えてくださりありがとうございます (2021年3月31日 19時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - オリ、ジナルフラグが付いてしまっているので外した方がいいかと…(小声)このままだと低評価がいっぱいついちゃいます！ (2021年3月31日 16時) (レス) id: 694d1d013e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Gatto: | 作成日時：2021年3月31日 13時
