さん ページ4
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そんなに泣かないで…。最後は笑って見送ってよ
……ありがとう。真理子さん。お兄ちゃんも。貴方達のお陰で私の人生は……
そこで意識は途切れた
―――。
「うっ!!いった…………」
酷い頭痛と共に目が覚めた。
「どこ……?」
知らない天井。知らない間取り。
「天国…でもないか…。」
とりあえずTVを付けてニュースを見る
「強盗犯の事はニュースになってない…。」
机の上に置いてあったバックの中身を漁り、財布を取り出す。
その中から学生証が出てきた。
「東京都立〇〇学校…。知らないな…」
全く知らないな学校の名前。でも証明書の写真を見る限り私の顔の写真だし名前も一緒。
「こういう現象なんて言うんだっけ…。」
スマホで調べるとトリップや転生と言う言葉が出てきた。
「ウソ…本当にあり得るの…!?」
衝撃的だったがそれ以外に有り得ないだろう
「……。」
ただの学生に収まるつもりは無い。この今世でも輝こうじゃないか
「さて、新しい事務所さがしますか!」
決断したら後は早い。制服に着替えて今日は学校を休むと学校に電話した。
「はい…風邪で…。ゴホッゴホッ…。今日は1日家で休む事にします。」
そう言って電話を切る。ドラマにも出演経験があるから結構演技力な人並み以上だと思う。
まあ上手く誤魔化せればそれでいいだろう
早速スマホでアイドルグループ事務所を検索する
一番上に出てきた事務所に電話を入れる。丁度今の時期は新しいアイドルのオーディションをしている時期だ
「もしもし。そちらの事務所でオーディションを受けたいと思っているのですが。……はい。…はい。分かりました。では直ぐに向かいます」
なんと飛び入りオーディションOKだった。めちゃくちゃラッキーだ!
オファーが取れたので直ぐにオーディション会場に向かった
「オーディション番号127番千輝A。年齢15歳。身長160センチ。体重43キロ。特技は作曲と歌とダンスです。」
「では何か歌っていただけますか?」
「はい!」
私は前のグループで一番ヒットした曲を披露した。この曲は兄が作詞をしてくれたものだ。私の一番好きな曲。
「……素晴らしい!!」
その瞬間試験管の5人が一斉に拍手をした。
「君は直ぐにでもアイドルになれるよ!そして絶対にヒットする!」
「オーディション番号127番千輝A!君は合格だ!」
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Gatto:(プロフ) - yuさんコメントありがとうございます!私と同じ妄想してる方がいるなんて…!!気が合いますね!私の方こそ嬉しすぎてにやけちゃってます笑笑これからもっと更新していくので楽しみにしてて下さいね!! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - きゃぁぁぁ〜!!!この作品、私が見てみたかった感じの話です!!夢主の術式とか、もう私の妄想のまんま!!すごく嬉しいです!!更新楽しみです!! (2021年3月31日 21時) (レス) id: 96a71449d3 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - おにぎりさんコメントありがとうございます!気づきませんでした…教えてくださりありがとうございます (2021年3月31日 19時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - オリ、ジナルフラグが付いてしまっているので外した方がいいかと…(小声)このままだと低評価がいっぱいついちゃいます! (2021年3月31日 16時) (レス) id: 694d1d013e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Gatto: | 作成日時:2021年3月31日 13時