アイドルが無双しちゃっていいんですか！？

にじゅうろく ページ29

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「で、誰だよオマエ」

「夏油傑だよ。忘れたのかい？悲しいね」

「…肉体も呪力もこの六眼にうつる情報はオマエを夏油傑だと言っている。だが俺の魂がそれを否定してるんだよ！！さっさと答えろ！オマエは誰だ！！」


こんなに取り乱してる所初めて見た

ぼーっとしていたが動かなければ


術式を発動しようとした瞬間


「キッショ…なんでわかるんだよ」


…は？思考が止まった

脳がむき出しだ。しかもなにか変だ…

夏油が淡々と話す。


「……〜♪〜♪〜♪」

歌って夏油を操ろうとするけど…効かない


「無駄だよ。君の術式の対処は考えてきたからね、暫くは効かない。それじゃあおやすみ五条悟。新しい世界でまた会おう」


「僕はな。オマエはそろそろ起きろよ。いつまでいいようにされてんだ、傑」

そう言うと夏油の腕が自分の首を締めた

「！？」

「Aはみんなの所に行って術式で回復して。いいね？」

「で、でも！先生が！」

何もできない自分に腹を立てる

「大丈夫、僕はこの中から抵抗するから。Aはこの事をいち早くみんなに伝えて」

「…はい！絶対に出しますから！待っててください」


そう言うと五条先生は少し笑った


「またね、先生。待ってて」


そう言い残してその場を後にした


「頼んだよA。そして、期待してるよ…皆」


―――。

「皆ー！五条先生が獄門彊に封印されたー！！！」

マイクを呪力で作り出し外に出て思いっきり叫んだ


多分これで聞こえてるだろう。

とりあえず悠仁の所に行ったほうがいいかもしれない…人が沢山死ぬのはたしか宿儺が出てきたからだったはず…多分

「あいまいだけど…とりあえず行ってみよう」

先生の事で何もできなかったからなるべく多くの命を救わないといけない


「ナナミンー！！……ナナミンー！！」

あれは…悠仁？

ナナミンって誰だろ？

とにかくあそこに向かおう


私は急いで悠仁がいる方向に向かった



＊＊＊
何故か分からないけどこの時、夢主ちゃんは帳の中や外を行き来できてます。そこら辺の設定ガバガバです

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