にじゅうよん ページ26
.
記録――2018年 10月31日 19:00
東急百貨店東急東横店を中心に
半径およそ400mの帳が降ろされる
「五条先生一人にやらせる!?」
「理屈はわかりますけど…」
ハロウィンの夜。広範囲に帳が降ろされた。
狙いは五条先生らしいけど…
「俺達にもできることあるでしょ!!バックアップとか!!」
「それをしに今から渋谷にいくんじゃない?」
「そうだよ」
「あっそーなの!?」
私達、冥冥班(悠仁、冥冥さん、憂憂くん、私)は青山霊園にいた。
憂憂くんは冥冥さんの弟らしいが…
「姉様だってその辺の女とは違いますっ」
「あぁ憂憂お前は本当愛い奴♡」
なんなんだろうこの空気は…
冥冥さんのスマホが鳴り誰かと電話をしている
「……虎杖君、Aちゃん行き先変更だ」
「え?どこに行くんですか」
「明治神宮前駅に渋谷と同様の帳が降りた。私達はそちらに向かう。走るよ、ついておいで」
「「押忍/はい」」
―――。
ということで今は明治神宮前駅に向かっている
五条先生狙い…。なんだか嫌な予感しかしないのは私だけだろうか
死ぬ前に漫画読んでおけば良かった…(2回目)
この先の展開がわかっていれば上手く立ち回りできただろうに
でも兄が好んで読んでたから話は少し聞いている。
確かこの渋谷編に関しては人がいっぱい死ぬのと、五条先生がなんか分からないけど閉じ込められるってことしか知らない
もっとお兄ちゃんの話聞いとけば良かった!!
20:51 東京メトロ 明治神宮前駅 2番出口側
補助監督の女性からの説明を聞いているところだ
「既に2名の補助監督がやられています。それから帳の間に…」
なんだろう…?
「構わないよ、言ってごらん」
「帳の間に改造された人間がいます」
「ッ!?」
思わず反応してしまった。この前の真人って呪霊のやつだ
悠仁も反応している
補助監督の女性が言う感じだとこの前みたいに一人じゃないな
止めさせないと…
―――。
「なにしてんの!?急がねぇと」
「悠仁、落ち着いて」
焦る気持ちはわかる
「シッ。姉様は今鳥たちと視覚を共有しています。集中力のいる作業です。静粛に」
鳥たちと視覚を共有する…なかなか便利な術式だな
私もそういうのできたら便利だろうなー…鳥は無理でも私が写っている広告とかなら街にいっぱいあるし…そっからできないかな?…流石に無理があるかも。後で試してみるだけ試してみよう
89人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Gatto:(プロフ) - yuさんコメントありがとうございます!私と同じ妄想してる方がいるなんて…!!気が合いますね!私の方こそ嬉しすぎてにやけちゃってます笑笑これからもっと更新していくので楽しみにしてて下さいね!! (2021年4月1日 10時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
yu(プロフ) - きゃぁぁぁ〜!!!この作品、私が見てみたかった感じの話です!!夢主の術式とか、もう私の妄想のまんま!!すごく嬉しいです!!更新楽しみです!! (2021年3月31日 21時) (レス) id: 96a71449d3 (このIDを非表示/違反報告)
Gatto:(プロフ) - おにぎりさんコメントありがとうございます!気づきませんでした…教えてくださりありがとうございます (2021年3月31日 19時) (レス) id: 0689703d8f (このIDを非表示/違反報告)
おにぎり(プロフ) - オリ、ジナルフラグが付いてしまっているので外した方がいいかと…(小声)このままだと低評価がいっぱいついちゃいます! (2021年3月31日 16時) (レス) id: 694d1d013e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Gatto: | 作成日時:2021年3月31日 13時