妹と朝 ページ2
妹は低血圧だ 朝は俺が仕事に行く時までずっと眠そうだし
いつもより少し危なっかしい
とかしていないのか髪は少しぼさぼさしていて
来ているパーカーは肩からずり落ちそうだ
頭をなでてやると猫みたいに目を細めて気持ちよさそうにほほ笑む
なんてかわいらしい事でしょう←
A「? どうかしたの」
妹を見過ぎてバレた←何が?
『いや…毎日ありがとうな』
そうそれ 俺が一番言いたいところはここだ 妹の仕事は好きな時に好きなものをyoutu●eに
あげたり 依頼された作曲に仕事を期間までにこなせばいいつまり
妹のAが 俺に合わせて朝起きる必要は全くない
それでもAは毎日低血圧なのに頑張って俺より早く起きて朝ごはんを作る
以前 別に俺のために朝早く起きて朝食を作る必要はないと言ったら
A「ダメ 作曲は何かの資格がなくちゃいけないわけじゃない
毎日決まった時間に会社に行かなくちゃいけないわけじゃない
だから、だからせめてこのぐらいの事はしたい しなくちゃダメ
私がやりたいからやってるの じゅーとはいつも通り朝ごはんができたぐらいの時に
起きてきてちょっと眠そうな顔しながらご飯食べてくれたらいいの」
と、なんともまあうれしい事を言ってくれた これだから俺はシスコンをやめられない
まあやめようと思ったことなんて一度もないけれど←
A「じゅーと なんかニヤニヤしてる
うれしいことあった?」
『……ああ すごくうれしい事だな』
俺の妹は今日も可愛い
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作者名:泪 | 作成日時:2019年2月4日 21時