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「ロン、構ってぇ〜...」
sha「Aやん」
あれから数分、女子に連れられグルッペンとショッピ君はどこかへ行ってしまった。ああ、告白か。青春か。二人がいなくなったことでひとりぼっちになった私は、シャオちゃんを探していた。
sha「グルッペンは?」
「後輩ちゃんから告白されてる...」
犬走りに座っていたシャオちゃんのとなりに腰かけて、彼の両肩をガシッと掴みぶんぶんと揺らした。
sha「きゅ、急に何やの?!」
「だ、だってさ...いや、グルッペンが告白断るだろうと思うけど！何か嫌なんよ」
sha「ほう?」
「だって、そうやん?恋愛にほど遠そうな戦争大好きおじさんだよ?」
sha「お前、遠回しにグルッペン貶してるやん...」
掠れた笑い声で八重歯を見せるシャオちゃん。日が沈むのも早くなって、まだ五時半代だというのに辺りはうっすらと暗い。キャンプファイアの明かりがよりいっそう目立っている。
sha「グルッペンはまだしも。ショッピ君はよおその女子についてったな」
「どちらかというと、私が無理やり行かせた」
『ショッピ、行ってきなよ』
shp『嫌っすよ』
『いいから！行ってきなさいっ！』
ショッピ君の背中をぐいぐいと押して、無理やり行かせた。凄い嫌そうな顔をしてたが、女の子の恋を踏みにじることはしたくなかった。
「恋のキューピッド、やってみたかったんだよね」
sha「お前の場合はハート・クラッシャーやろ」
「あはは、なにそれ」
ふと、空を見上げると、月がもう浮かんでいた。星はまだ見えないけど、今日の天気は晴れだからきっと満天の星空なんだろう。ぽけーっとそのまま空を見上げていると、シャオちゃんが私の肩をつんつんとつついた。
sha「A、ショッピ君がおる」
「え、どこどこ」
sha「校舎裏や。今声が聞こえた」
キャンプファイアの炎は徐々に力を失っていっている。完全に消えたとき、二人はどうするんだろう。
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葡萄。 - るーさん» 了解です!お気に召さなかった場合は、書き直しますので、遠慮なく教えてくださいね! (2020年5月30日 6時) (
レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - 葡萄。さん» シャオさんから言ってもらう感じが良いです！ (2020年5月29日 11時) (レス) id: 664d8ce99b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄。 - るーさん» 了解です! こんな感じのシュチュエーションがいい、というものがありましたら、教えていただけるとありがたいです!! (2020年5月29日 6時) (レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
るー(プロフ) - あ、あのENDのリクエストなんですがシャオさん書いてもらえますか？ (2020年5月28日 22時) (レス) id: 664d8ce99b (このIDを非表示/違反報告)
葡萄。 - るーさん» ありがとうございます!設定幼馴染みなのに登場回数少なくてすみません!!頑張って登場させたい...連休と休校がそろそろなので、更新頑張ります! (2020年4月26日 21時) (レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葡萄。 | 作成日時：2020年3月24日 17時
