記憶が十一。 ページ16
クッパが倒れてフィギュアになる。
ディディーはまだ警戒しているのか、フィギュアに軽く体当たり。
その途端、さらさらと崩れて一気に紫の物体へ。
「「「!?」」」
隙を突くようにして飛んできた黒い矢印。
二人と一匹はその矢印を飛んで交わす。
見ると本物のクッパが、こちらに向かって大型の銃を構えている。
その銃から飛んでくるのは先ほどの黒い矢印。
幸い誰も当たらなかったが、辺りに爆発が起こる。
ディディー「ウッキャアァ!」
フォックス「ディディー!ドンキーの事は分かるが、此処はいったん引こう!」
クッパに激怒して立ち向かうディディーを掴んで、Aと共に崖下へダイブ。
クッパ「あの小娘…もしやアイツが、『あのお方』が欲しがっていた…
ククク…よし、ワガハイが捕えて、アイツより先にあのお方へ献上してやるのだ!」
そんなクッパの笑い声は、風の音にかき消され、二人と一匹には届かなかった。
フォックス「…っくぅ、今気付いたけどさ、」
ディディー「ウキャ?」
フォックス「…この高さから落ちて、無事でいられるかな?;」
一人と一匹の間に流れる沈黙。
見ればディディーは青ざめている。
「…えいっ。」
Aが人差し指を地面に横に線を引くように動かすと
二人と一匹の足元に、半透明のふわふわしたものが広がった。
そのままどんどん落下速度は落ちて行き、ふわりと地面に着地した。
「二人とも、大丈夫ですか?」
フォックス「…えっ」←
ディディー「キャァ…?」
何が起きたか分からず、キョトンとするフォックスたち。
「あ、この子たちは…私の友達の幽霊です!
この子たちの力で、お二人を運んだのです。」
フォックス「幽霊…?あ、もしかして。」
「マスターが言ってた『幽霊使いの新しい参戦者』って、Aの事?」
フォックスの言葉に、今度はAがキョトンとした顔になった。
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アヤ - とっても面白いです。更新頑張ってください。 (2019年3月23日 20時) (レス) id: 3795757b52 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ - とても面白いです。 (2015年2月17日 22時) (レス) id: 7ed1b4ea9f (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - 更新頑張って下さい(>_<) (2014年12月5日 21時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - 柳犬さん» 返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!人型キャラとも頑張って絡めていきたいですね…ちなみにこの話の後の日常編は、人型もジャンジャン絡ませる予定ですよっ♪ (2014年10月30日 23時) (レス) id: bd9ba4a499 (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - これすごい面白いです!!応援してます!更新頑張って下さい!ちなみに私はリンクが好きですね(*´▽`*)← (2014年10月25日 19時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽよよ☆ | 作成日時:2014年9月27日 23時