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Prologue 異変 ページ1

“魂が清められる”と言い伝えられる森の中にある、
とても大きく不思議な館――通称【記憶の館】の図書室内。

部屋の中は薄暗く陰湿なのに、不思議と不気味さを感じさせない部屋の中で、
一人の眼鏡をかけた少女…いや、「幼女」が
学者が読むような分厚い本を、ランプの光を頼りにものすごいスピードで読んでいた。


―パタン。

本を閉じる音が響いた後、白くぼやけた人型の物体…『幽霊』が
少女の方に寄って来た。

「あ、ドォリィ。どうかしたですか?」

幽霊を前にしても怖気づかないどころか、親しげに話す幼女、A。
その独特な敬語が、彼女をさらに強く印象付ける。

彼女には不思議な力があり、その内の一つが「霊と心を通わす力」らしい。
そしてその力を使い、各地で悪さをしている「悪霊」を清め、成仏させたり
共に暮らしたりしている。

「ふふ。それじゃぁ本も読み終わった事ですし、ティアやラウドも誘って
 お茶会でもするですか?(微笑」

その言葉に嬉しそうに浮遊する「ドォリィ」と呼ばれた幽霊。








――バァンッ!

「たっ、たたた大変ですよおぉぉ〜〜!」


扉を勢いよく開けて入ってきたのは、Aの親友の「ミカコ」。
黒髪三つ編み前髪パッツン、グルグルメガネをかけた地味子であるが、
この館に入る事が出来る、《特別な人間》なのだ。


コケッ

ミカコ「あぅっ(ズサアァァッ」

「だ、大丈夫ですか?」

ミカコ「(ガバッ 大丈夫じゃないです大変なんですとにかく外が大変なんですよ!
  急に空が真っ赤になったと思えばすっごく巨大な戦艦がやってきて
  なんか変な黒いのを大量に落としてってそれでそれでああぁぁぁぁあぁ((」

「お、落ち付いてなのです!;もっとゆっくり話すです。」

ミカコ「ハ、ハイ…。」



ミカコによれば、いつもどおりに館へ遊びに行こうと思い外へ出たら
急に空が赤黒く染まり、巨大な戦艦が来て、その戦艦から黒い物体を
大量に落として行ったらしい。

その物体は徐々に固まりになり、謎の人型を作り出したそうだ。
町がパニックになっている間、遠くで紫の空間がブラックホールのように
いろんなものを吸いこんでいたらしい。

ミカコ「怖くて怖くて無我夢中で走ってきたため、それ以降の事は…。」

「…待ってて下さい。」


Aは本棚から、「シャリータの記憶」と書かれた本を取り出した。

Prologue2 書かれていた記憶→



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設定タグ:スマブラ , 逆ハー , 亜空の使者   
作品ジャンル:アニメ
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アヤ - とっても面白いです。更新頑張ってください。 (2019年3月23日 20時) (レス) id: 3795757b52 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ - とても面白いです。 (2015年2月17日 22時) (レス) id: 7ed1b4ea9f (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - 更新頑張って下さい(>_<) (2014年12月5日 21時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - 柳犬さん» 返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!人型キャラとも頑張って絡めていきたいですね…ちなみにこの話の後の日常編は、人型もジャンジャン絡ませる予定ですよっ♪ (2014年10月30日 23時) (レス) id: bd9ba4a499 (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - これすごい面白いです!!応援してます!更新頑張って下さい!ちなみに私はリンクが好きですね(*´▽`*)← (2014年10月25日 19時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽよよ☆ | 作成日時:2014年9月27日 23時

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