アローラ！と十三声。 ページ15
自己紹介を終えた後、サトシとAはマオ達に囲まれて話をしていた。
ククイとカキはそれを遠巻きに眺めている。
マオ「あの時のロコン、Aだったんだ！」
スイレン「なんだか不思議だね。」
「んー。あまり周りには言わないでね？」
リーリエ「訳アリ、と言うわけですね。大丈夫です、誰にもいいません！」
マーマネが見つけたのは、サトシの腕に巻かれたZリング。
マーマネ「おぉ〜かっこいい！」
マオ「えっと、これはZクリスタル･･･？」
カキ「あぁ。デンキZだ。」
カキの顔が、心なしか険しい。
カキ「お前、それをどこで手に入れた。
島巡りで試練を突破したわけじゃないだろう？」
その問いに、サトシは正直に答える。
サトシ「カプ・コケコに貰ったんだ！」
カキ「カプ・コケコに･･･！？」
マオ「あの後、また逢ったの！？」
サトシ「うん、カプ・コケコの声が聞こえてさ、Aたちと
一緒に追いかけたんだ。」
「今思えばとても不思議な時間だったよね。
追いかけたらなんか私達のことじっと見てて、リングとクリスタルを
私たちにくれたの。」
Aは持っていた赤いクリスタルをみんなに見せる。
カキ「それはっ！とても貴重なロコンZ･･･！？」
「うけとれーって言われてるみたいだった。」
サトシ「そうそう！んで、こうなったってわけ！！」
まじまじとリングやクリスタルを見つめる。
リーリエ「･･･本で読んだことがあります。
カプ・コケコはとても気まぐれで、守り神と言っても
島の人を助けるばかりじゃなく、時にはイタズラをしたり、
罰を与えたりする事もあると。
またごく稀に、気に入った人間には、不思議な贈り物をするそうです。」
「不思議な、おくりもの･･･」
カキも同じような物を持っているが、それはアーカラ島の島クイーンと
よばれる人物から、大試練を突破して受けとったものらしい。
カキの使うZワザを見たサトシは、あのようにできるかもと目を輝かせるも、
待っていたのはカキからの厳しい言葉。
その真摯な表情から、Zワザへの思いが見て取れる。
しかし、サトシは難しいことは分からないという。
繕ってないが純粋で正直な言葉に、カキも彼を認めた。
カキ「お前も、それを大事にしろよ。」
「うん。神様からの大切な贈り物だもん。大切にする。」
きゅ、と、クリスタルを胸に仕舞い込むように握った。
続く (更新停止中)
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白銀水龍(プロフ) - 面白かったです！いつか復活できるように頑張ってください。 (2020年1月11日 19時) (
レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
ピースサイン(プロフ) - とても面白いです!!!更新頑張ってください！楽しみに待ってます!!!!! (2020年1月4日 15時) (レス) id: 3da9a90428 (このIDを非表示/違反報告)
零花 - とーってもこの小説面白いです！こうしんがんばってください！応援してます！！ (2017年8月4日 20時) (レス) id: cd62e2248c (このIDを非表示/違反報告)
ユリノハナ - こ、更新頑張って！！ (2017年7月15日 6時) (レス) id: 7a921ac693 (このIDを非表示/違反報告)
ブラピ - 小説とても面白いです！更新頑張って下さい！ (2017年7月2日 18時) (レス) id: 0c16c37c5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよよ☆ | 作成日時：2017年3月9日 23時
