【ジョジョ】星月夜の休息。 (ページ4)

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たまにはミニスカも【5部：ジョルノ】　(※ジョルノ変態化警報！) ページ4

「はよー。」

ブチャラティ「Buongiorno、A…って、どうしたんだ。
　珍しいな、スカートなんて。」

アジトに入ってきたAに声をかけたブチャラティは、
いつも裾広がりのスーツパンツを穿いているAが
珍しくミニスカートを穿いて来たことに驚いた。

「あぁ…これね。昨日お嬢と一緒にショッピング行ってきたんだけど、
　お嬢が私に絶対に合うからって買って下さって。
　断ったんだけど、まったく譲ってくれなくて、結局私が折れた。
　買ってもらった後は、明日このスカートをアジトに穿いてけって…」

ブチャラティ「またトリッシュに振り回されたのか。」

アバッキオ「オマエ、トリッシュに対しちゃとことん甘ェよな。」

「私はどーやったって結局お嬢には敵いませんよー…。」

苦笑するブチャラティとからかうような顔のアバッキオに、心なしかぐったりとするA。
アジトにはいつの間にか、チーム全員が集まっていた。

ナランチャ「でもなんか新鮮だなァー！
　 Aがスカートはいてんの始めてみたぜ！」

フーゴ「とても似合ってるじゃあないですか。
　これからはスカート出来てみてもいいと思いますよ？」

「スカートは苦手。だからONの時は穿かない。」

ミスタ「にしても結構短ぇじゃん。気ィ抜くと見えんじゃねぇかー？」

「ミスタ…なんでアンタはそーやって下品な方向に話持ってこうとするかなー…」

ミスタ「男子の健全な思考ってヤツだよ！なぁジョルノ！」

フーゴ「ミスタ、彼がそんな話題に乗るなんて…」

ジョルノ「そうですね。」

その時、アジト内の時が止まった気がした。

ブチャラティ「…ジョルノ？」

今のは幻聴だよな？頼むからそうだと言ってくれ。
そんなブチャラティの願いを無駄だというように、ジョルノは柔らかく微笑んだ。
それと同時に、柔らかなブロンドの髪がふわりと揺れる。

ジョルノ「ミニスカートは好きですよ？貴女のすらりとした脚が見えますから。
　そしてミニっていうのもまたベネです。ふとした拍子にうっかり見えそうな下着g(ｶﾞｯ」

「安心しろ。ちゃぁんと下に穿いている。」

どこか養豚場のブタを見るような眼でジョルノを蹴り倒しそのまま
ヒールでぐりぐりと彼の額に押し付ける。

アングル的に見えた黒のスパッツと彼女の表情を見た途端、

「ディモールト…ベネ……」

鼻血を出して倒れたジョルノに、メンバーは何とも言えない感情を抱いた。