【ニーチェ先生】777の常連さん (ページ5)

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由来ページ5

「こんばんは、松駒さん。」

松駒「万代さん！こんばんは～。」

今夜も来店してくれた万代さん。
そうだ、折角だしあの事を聞いてみよう。

松駒「万代さんは仁井君の事ニックネームで呼んでるよね。」

「にーに先輩ですか？」

松駒「そうそれ。それって何か由来とかあるの？」

「あー…小学校の頃は「仁井さん」って呼んでたんですよ。
　でもある日その呼び方だと「兄さん」みたいだよねって話になって、
　それで「あー、こういう兄ちゃんいたらいいな」って思って「にーに」になったんです。」

松駒「あー…やっぱりそう思ってたんだ。」

「中学校にあがってからもふざけて「にーに先輩」って呼んでたんですけど
　特に嫌がってる様子もなかったのでそのまま…」

なるほどね。そういういきさつが…

…あ、仁井君だ。

仁井君は万代さんを見かけるや否や呼びとめて「にーに先輩」って呼ばせてた。
因みに録音してる事には気付いてないらしい。

思ったけど万代さん、結構独特な声してるよな。あ、もちろんいい意味で。
幼いっていうか高いっていうか。いわゆる「アニメ声」ってやつ？

「最近たまごぼーろにハマってるんです。」

そう言ってレジに差し出したたまごぼーろと19歳の割に身長のせいで幼く見えるその姿。
何だか癒されました。彼女は深夜の癒し枠だと思うんだ。