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第48話 糸は思わぬ所で繋がるもの ページ16

「ゴフゥッ!?」


ゴツンっとAのところにも人が降ってきた←


「まァ 相変わらず賑やかですね」


「おーう総悟 やっと来たか」


二人ともさらっとスルーする。


この人一応幹部じゃないの…?


「すいやせん コイツ片付けたら行きやすんで」


そして平然と刀をジミー君の喉元に突き付ける総悟。


「そーちゃんダメよ お友達に乱暴したら」


ミツバ、そんなこと言って弟さんが退くと…?


多分反抗期真っ盛りなんじゃないの?


危なくね?


ギロリ、と総悟はミツバを見た後…


「ごめんなさい おねーちゃん!!」


『えええええ!!』


ガバッと土下座をするもんだからジミー君とハモる。


「ワハハハハハ!相変わらずミツバ殿には 頭があがらんようだな 総悟」


よーしよーしと頭を撫でてもらっている総悟をポカーンと二人は見つめる。


「お久しぶりでござんす 姉上

 遠路はるばる江戸までご足労ご苦労様でした」


『…誰?』


「まァまァ姉弟水入らず邪魔立ては野暮だぜ

 総悟 お前今日は休んでいいぞ

 せっかく来たんだ ミツバ殿に江戸の町でも案内してやれ」


「ありがとうございます!!ささっ…姉上!!」



「局長…なんですか ありゃ」


バタバタと走り去っていった二人を見つめながら山崎は呟く。


「アイツはなァ幼い頃に両親を亡くして それからずっと あのミツバ殿が親代わりだったんだ

 アイツにとってはお袋みてーなもんなんだよ

 今日くらいいいだろ

 男にはああいう鎧の紐解く場所が必要なんだ

 特に アイツのように弱味を見せずに片意地張って生きてる奴ほどな」


「………………わかりました

 今日の沖田さんは見なかったことにします」


「まさか総悟があんな顔するとは思わなかったよ…」


「あんな…顔?」


「物凄く子供のような無邪気な顔」


「確かにあんな無邪気な沖田さん初めて見ました…」


「うん…あ、ジミー君、携帯持ってる?」


「はい…交換しますか?」


「うん。こっち来たばっかでね…ゴリラもお願いします」


「ゴリッ!?酷くね!?」


結局連絡先の交換をしたA。


何故か土方さんと総悟のも成り行きで入り、困惑する←



…ん?



「ジミー君…土方さんのしたの名前…十四郎っていうの!?」


「ええ…まァ…」





Aはずっと前の事を思い出す。






 









「私、十四郎さんって人が好きで…」




 


糸が思わぬ所で繋がった。
 

この日が来ましたな((ニヘラ→←忘れてたけど(ネタバレあります。気を付けて下さい)


ラッキー長編

紅桜篇


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設定タグ:銀魂 , お花見 , ミツバ篇   
作品ジャンル:アニメ
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銀河@スランプ気味(プロフ) - 何か絵描いてる人さん» おお!ありがとうございます! (2016年8月10日 15時) (レス) id: 9f52a27bd0 (このIDを非表示/違反報告)
何か絵描いてる人(プロフ) - 遅くなって申し訳ありません!!リクエストされたイラスト、完成致しました(^-^) (2016年8月8日 14時) (レス) id: 15b3d454d5 (このIDを非表示/違反報告)
沖田LOVE - 流石はさすがだよ? (2016年7月7日 6時) (レス) id: 1b87c663b2 (このIDを非表示/違反報告)
銀河(プロフ) - あのん(*´ω`*)さん» 何が? (2016年6月28日 0時) (レス) id: 9f52a27bd0 (このIDを非表示/違反報告)
あのん(*´ω`*)(プロフ) - 銀河さん» 流石は流石だぜ((キリッ (2016年6月27日 23時) (レス) id: 56dbd6701f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀河 | 作成日時:2016年5月12日 21時

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