薔薇を紅く染める理由 (ページ19)

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プレゼントページ19

あー！楽しかったー！

私は今上機嫌だ。理由は、久しぶりに遊園地に行ったから。…ジャックと行ったのも少し

だから、お礼に、プレゼントをあげようと思う。

「何にしよう…」

来たのは、白と黒のアクセサリーを扱った、オシャンティ～なショップ

(オシャンティは気に入ってるので使わしてね？)

そして、何故か、一緒に来た

「…玲。なんでいるの」

「いやー！彼氏にプレゼントなんて～！私の出番よね？」

そう、玲だ。

「ねね！何買うの？」

「決めてない！」

「じゃあ指輪とかは？」

「ジャックはいつも手袋してる」

「名前からして個性的だな…」

「うん…」

「じゃあネックレス！」

「それならいいかも！」

ジャックへのプレゼントは、ネックレスに決まった。

だがしかーし！決まったものの、どんなデザインなのかは決まっていない。

「こんなのは？」

私が差し出すものは、全て、ジャックとはかけ離れたものばかり。

十字架

骸骨

コウモリ

もちろん全て拒否された。玲に。
オシャレでは玲に頭が上がらない。

「もー！A！かっこいいけど、彼には合わないよ！」

「ですよね～…」

「個性的な彼には…こういうのは？Jのチャームがついたネックレス！」

彼女が見せてきたのは、Jのチャームに、赤いストーンが埋められている。

即決定した。

「やっぱり玲はセンスいいよね！羨ましいな。」

そのネックレスを綺麗にラッピングした。

…ジャック、喜んでくれるかな？