心の弱い私を支えてください.*･ﾟ (ページ40)

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貴女side

ハ「…私はね、前は違うとこに住んでたんだ」

ハリーンは静かに話し始めた

ハ「私が3才ぐらいのときにお母さんとお父さんが離婚して、私は、お父さんについて行くことになった…お父さんについて行ったとこがこの島だった。私は、お母さんが好きだったからお父さんの目を盗んではお母さんに会いに行ってた…でもねある日お母さんのお腹が大きいことに気づいたの
お母さんは、大切な人との子供だって喜んでた」

貴「それって…」

ハ「そうだよ…それがA」

貴「…」

ハ「それからお父さんも再婚して私は、一人になったようだったお父さんと新しいお母さんの間にも子供が出来たからね、、新しいお母さんは優しい人だったけど…私は、なんだか家族が分からなくなってさ……私は、人間なんてなにも持ってない、人間なんて信じちゃいけない、って思うようになった…」

それであんなことを

貴「でもね、簡単に命を奪ってはいけないのよ
皆大切な人がいるから…人間なんてなにも持ってないって言うのも違う…
まぁそう感じるも感じないも人の勝手だけどね」

ハ「うん…」

貴「でも…私があなたを不安にさせたとしたらごめんなさいね
けどね私は、私の、おもいどうりに生きるから
例えお父さんがどんな人でも」

ハ「うん…ごめん」

貴「謝る相手を間違えてるよ…
でもあなたが犯したことはどんなに償っても償いきれない
これから覚悟して生きなさい」

ハ「はい…！」

貴「謝りに行こう…お母さんと妹にも会いにいきな」

ハ「！…うん！」