心の弱い私を支えてください.*･ﾟ (ページ41)

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貴女side

私とハリーンはお城を出た

するとお城の周りにはたくさんの人が矢や刀などの武器を持っていた

「支配者が出てきたぞー！」

「こ、怖いよぉ～ママぁ」

「支配者め！」

ハリーンを見ると顔が強張っている

ハ「ご、ごめんなさい！！」

ハリーンがそう言うと皆ビックリしている

「え？え？は？」

ママさん「ハリーン！！」

ママさんが走って来た

と思えばハリーンに抱きついている

ユ「ママ！」

あ、ユキナちゃん

と思えばハリーンとママさんに抱きついている

私が微笑んでその様子を見ているとユキナちゃんが私を見ながら

ユ「姉さん！ありがとう！！」

と満面の笑みで言った

貴「私は何にもしてないよ？ふふふ」

まぁいろいろしたけど

ハ「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい」

ハリーンはさっきから泣きながら謝っている

ママさん「うん、うん、お母さんもごめんね」

ママさんも泣いている

ここはまた一肌脱ぎますか

私は３人から離れて島の人々に話しかける

貴「皆さんは支配者だった彼女に対して大きな怒りを抱えているでしょう
でも彼女を恨んでも、彼女に復習をしても亡くなった人はもう戻りません！
彼女と仲良く出来ないと言う人が多いでしょう。
でもお願いです！彼女をそっとしておいてあげて下さい。
いつか彼女は大きく変わるはずですから！」

私はそう言い頭を下げた

「まぁ君の言う通りだ…支配者を変えてくれてありがとう」

「うん！そうね、」

「ありがとう」

貴「ありがとうございます！」

これで安心して帰れる

まだ３人が仲良くしているのを見た

やっぱり家族は仲良しが一番ね…！

私は空を確認した

よし！行くか！

私は海岸に走って行った

…そう言えばユキナちゃんが私のこと姉さんって呼んだのは私がハリーンに似ていたからね！
今度はハリーンに言うんだよ！

あ、海岸についた

貴「ミカヅキ～！ハク！コク！猫神様～！」

皆は私に気づくと走って来た