清彦の思い ページ42
その頃、清彦達は自習だった。最後の対策として、それぞれの勉強に専念するのだ。受けたい高校のある生徒はその学校の過去問を。中学で卒業して家の後を継ぐ者も多い。そういう人たちは今までの復習プリントをやっていた。清彦は、過去問など上の空だった。それよりも、上田が今日は何をしてくるのかと怯えていた。何もしないかもしれないが、また何かされるのはもうごめんだ。清彦は、人を殴ったことがない。だから、対抗できる力はなかった。自分が推薦をやめればもう何もされないかもしれない。そんな思いが清彦の頭をよぎった。清彦は小さく首をふる。こんなことで父や母、中野先生の期待を裏切るわけにはいかないのだ。清彦は、逃げだせない現実から目をそらすかのように、過去問に没頭した。一部始終を遠くで見ている人がいることも知らずに・・・。
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ぬっきー(プロフ) - 凪沙さん、ありがとうございます！まだまだ小説については、わからないことだらけですが頑張ります！読みに来てくださりありがとうございました！お互いに頑張りましょう！ (2017年4月26日 19時) (
レス) id: ebeb50a988 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - ぬっきーさん、読みに来ました！清彦君の成長物語なんですね！バッドエンド...ということで、幸せそうな清彦君に何かが起こるのか...とドキドキします(つД`)お互いに更新、頑張りましょうねっ！ (2017年4月26日 1時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜桜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kazu-kazu/
作成日時：2017年4月22日 7時
