電話と中野先生の対応 ページ41
「ごめんください。近藤です」
「おやおや、おはようございます」
「電話をお借りしてもよろしいでしょうか?」
「えぇ、どうぞどうぞ」
「ありがとうございます」
清香はすぐに受話器を取り、中学校に電話をかけた。
「もしもし、中学3年1組の近藤清彦の母ですが、中野先生はいらっしゃいますか?」
「少々お待ちください」
「もしもし、お電話かわりました。中野です」
「おはようございます。清彦のことで相談があるのですが・・・」
「はい」
中野先生は不安になった。まさか、推薦をやめると言われるのでは・・・?
「あの、昨日の夜から清彦が変なんです。ずっとぼーっとしていて、話も上の空のようで・・・。昨日は、勉強もほとんどしていませんでした。中野先生は何かご存知ですか?」
「うーん、私からは何も聞いていませんね。何があったのかわかりませんが、きっと学校で何かあったのでしょう。私が責任を持って今日一日見守りたいと思います。放課後に清彦君とお話してもよろしいでしょうか?」
「はい、お願いいたします。何かわかったらご連絡いただけますか?」
「もちろんです。これからもよろしくお願いいたします」
「こちらこそ、清彦のことをよろしくお願いいたします」
そこで電話は切れた。清香は大きく息をはきだした。清彦が嫌な思いをしていなければいいのだけれど・・・。
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ぬっきー(プロフ) - 凪沙さん、ありがとうございます!まだまだ小説については、わからないことだらけですが頑張ります!読みに来てくださりありがとうございました!お互いに頑張りましょう! (2017年4月26日 19時) (レス) id: ebeb50a988 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - ぬっきーさん、読みに来ました!清彦君の成長物語なんですね!バッドエンド...ということで、幸せそうな清彦君に何かが起こるのか...とドキドキします(つД`)お互いに更新、頑張りましょうねっ! (2017年4月26日 1時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:怜桜 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kazu-kazu/
作成日時:2017年4月22日 7時