こんな時に・・・。 ページ34
清彦の推薦が決まり、新たな道を選ぶことのできた清彦は、上機嫌だった。家に帰って、何気なくラジオを聞いていたのだが、耳を疑うような内容だった。どの番組でも同じニュースだ。
「えー、緊急のニュースです。朝からお伝えしていますが、日中戦争が始まりました。日本軍は満州への軍の派遣の対応に追われています」
「なんだと？」
このニュースにいち早く反応したのは秋彦だった。一番恐れていたことが現実になってしまった。中国との戦争だ。秋彦は、数日前の事件のラジオを思い出していた。
「緊急のニュースです。今日、満州国の盧溝橋で発砲事故が起こりました。打ったのは中国軍とのことで、日本軍を狙った模様です。盧溝橋付近では緊迫した状態が続いています」
確かに、満州事変以降、満州国では緊迫した状態が続いていた。しかし、戦争になってしまうとは・・・。清彦の高校は？将来は？秋彦の不安は広がるばかりだった。
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ぬっきー(プロフ) - 凪沙さん、ありがとうございます！まだまだ小説については、わからないことだらけですが頑張ります！読みに来てくださりありがとうございました！お互いに頑張りましょう！ (2017年4月26日 19時) (
レス) id: ebeb50a988 (このIDを非表示/違反報告)
凪沙(プロフ) - ぬっきーさん、読みに来ました！清彦君の成長物語なんですね！バッドエンド...ということで、幸せそうな清彦君に何かが起こるのか...とドキドキします(つД`)お互いに更新、頑張りましょうねっ！ (2017年4月26日 1時) (レス) id: 69c3a15575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怜桜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kazu-kazu/
作成日時：2017年4月22日 7時
