【呪術廻戦】五条先生の恋人は元パンピー6【五条悟】

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色んな人と話が出来るように、と真依が提案した立食パーティー。
一通り食事とお酒を楽しんで、佐光くんの会社の人達との交流を深めた。

ちょっとだけ休憩しよ、と思って会場の外のベンチに腰掛けた。少し赤らみ始めた空をぼーっと見つめる。
ブーケは会場の人がラッピングしてくれて控え室に痛まないように置いてくれていた。


五｢やっと見つけた。｣


空を眺めていると背後から声を掛けられた。佐光くんの会社の女性陣に取り囲まれてあれこれ質問されてて立食パーティーが始まってから1度も話してなかった。


五｢いい顔するのも疲れちゃってさ。癒されに来た。｣

『モテる男は大変だね。』

五｢そう言うAだって。お酒進めてきた男全員返り討ちにしたらしいじゃん。｣

『だって皆弱っちいんだもん。つまんない。』

五｢ニコニコ笑いながら一緒の飲みましょ？って言って同じのを同量飲ませて潰しまくってるくせに顔色ひとつ変えないから怖いって恵が言ってたよ。｣

『勧めてくるからには同じの飲んでもらわないと。楽しめないじゃん。』

五｢まぁAが日本酒･ビール･カクテルで潰れる様には思えないからその辺は安心してるよ。けどワインは飲んじゃダメだからね。｣

『わかってるよ。』

五｢スパークリングワインもシャンパンもダメ。｣

『わかってるってば。』


ハウステンボスでワインでデロデロに酔っ払ったので、ワインを飲む時は悟がいる時限定と定められてしまった。そして今日はずっと一緒に居れる訳じゃないからワイン禁止令を出されている。


『まぁでも、指輪嵌めてるの分かってて口説こうとする男達が悪いんだよねぇ……』


そう言って悟を移していた視線をまた空に戻した。




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