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〜五条side〜
レモンチューハイ1口で頭の芯がジーンとしてくる。眠たくなって瞼がしばしばする。本当ならこのまま寝てしまいたいのだが、今日はAとイチャイチャしたいし、Aの酔ってる所見たいからずぇ〜ったい寝ない。
『面白いぐらい赤いね。』
そう言いながら僕をパシャパシャ撮っている。
五「Aは顔色変わんないね?」
『うん。だってこれ9%とかだよ?酔わない酔わない。』
五「僕そんなの飲んだらどうなるんだろうね。」
『飲む?』
五「遠慮します。」
『ですよね。』
そう言いながら最後のビールを1口煽った。
『クラフトビール初めて飲んだけど意外といけるね。』
五「よかったね。」
そう言いながらタンを1枚口に放り込んだ。
五「さてと、」
ここからが僕の楽しい時間。
冷蔵庫からワインを出して、備え付けのワイングラスを持ってAに渡した。
五「酔うかな?」
『さぁ〜』
本当に飲んだ事がないらしく苦戦しながら栓を開けている。
苦戦しているAと口に残ったタンを肴に残り少なくなったレモンチューハイを一気に飲む。Aが半分呑んでくれたから助かった。
可愛く口を尖らせながらクルクルと栓抜き頑張ってたAがポンッと小気味良い音を立てて瓶から抜けた。
『お、開いた〜』
少し酔ってるのか口調がぽやぽやしている。
フンフン鼻歌を歌いながらグラスに赤ワインを注いでいる。
『1口?』
五「んーん。僕はこれ以上飲むと死ぬ気がするのでいらないです。」
『ざこ〜』
そう言いながらワインを1口飲んだ。
五「どう?」
『私これ、結構好きかも』
どうして今まで手を出さなかったんだろうと言いながらチーズを口に入れた。
『あ〜、うま!これいいね。美味しい。』
五「よかったじゃん。」
すぐ1杯目を飲み干して次のワインを注いでいる。
『色んなワイン飲んでみたいかも』
ゴーダチーズを1粒口に入れてその後すぐにワインを流し込んでいる。完全に酒飲みの飲み方してる。
五「そういえばワイン飲み比べ出来る所あったよ。」
『え、行きたい!』
五「じゃあ明日は昼間っから飲んじゃお〜!」
『お〜!』
僕が右拳を上に突き上げると僕の真似をしておー、とするAが可愛い。
ずっと横から見てて思った。横顔超可愛い。ぱっちり開かれた瞳に何もしてないのに上を向いてる睫毛、高すぎない鼻筋、そのバランスを邪魔しない薄く形のいい唇。シルエットにしたら映そうなくらい可愛いし綺麗。
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かな(プロフ) - 最高に面白かったです‼︎こんな素敵な夢小説を作ってくださりありがとうございます!今日から"親友の姉"読み始める予定です、読む前からとても楽しみです‼︎ (2022年10月30日 9時) (レス) @page48 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃきち(プロフ) - 裏も含め、最後までイッキ読みさせていただきました!『親友の姉』作品を読んでから、こちらの作品にも来たのですが、行動も心情も細かい所まで表現されていて、惹き込まれました。なんか、ずっと見てたい作品だなと、とても思いました…。これからも応援しています!! (2021年10月25日 14時) (レス) @page48 id: 78dc48b955 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 華渚さん» ぅおおぉおおぉ(( ズッシャァアアアアアアァ(スライディング受け取り) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 希さん» さぁこい!() (2021年3月30日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 華渚さん» ありがとうございます!頂きます!(遠慮無さすぎ) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年12月5日 19時