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15時以降の入園券で場内に入る。
運河には魚もいて、クルーザーで夕焼けの園内を回ったり、イルミネーション輝く薔薇園を散歩した。
『ん〜〜、たのしいっ』
チーズの城と言う所で今夜の晩酌のお供を見繕いながら言う。
五「たのしいね。」
『あ、これ美味そう。』
そこで見つけた牛タン塩レモンのパック。加熱されてからパッキングされているものでホテルで食べる様として売られているものだった。
『え、これ絶対美味しいよ??』
五「それは絶対美味いよ??」
そう言いながら1パック悟の持っているカゴに入れた。色んな種類のビールやワインが有って酒飲みの私からしたらとても楽しい場所。
悟はそれの向かい側にあるお菓子の城が楽しかったらしく、自分の糖分補給用としてバームクーヘンやら何やらをいっぱい買っていた。
本当に糖尿なりそう。
五「お酒とツマミ買ったら1回ホテル戻ろっか。」
『うんっ!』
ちらっと時計を見ると17時30分で花火の時間を考えるといい時間になっていた。
一通り見て吟味して気になるビールを三本程買って、悟が飲む用のレモン酎ハイを1缶カゴにいれた。
五「僕多分これ半分でギブするから、残りは飲んでね。」
『え!?』
アルコール度数は高々3%の代物。これの半分?え?それって喉潤しただけじゃない?
五「半分でいい感じのほろ酔い。八割飲んだら泥酔。ハウステンボスまで来て大の男1人介抱したい?」
『いいえ。』
しんじらんねぇ、と言う目で悟を見ているとご丁寧に説明までされた。
五「Aってさ、何飲んだら酔うの?」
『酔うのは酔うよ?ただペース守って飲んでたら泥酔しないだけで。楽しくなるのは楽しくなる。』
五「え〜、つまんない。」
『ビールもハイボールも日本酒も飲むしなぁ……』
五「……ワインは?」
『ワイン……は、あんまり飲まないかも。』
五「ワイン飲んでみようよ。」
『やだよ。合わなくてゲロゲロしたくないもん。』
五「ゲロゲロしたら僕が介抱してあげる。」
『ハウステンボスまで来てゲロゲロしたくないって。』
五「大丈夫だって。やばって思ったらやめたらいいんだし。いいじゃん、飲んでみなよ。」
ビールのコーナーの隣にあった小さいワインのボトルを1つ取った。
五「シェリーだって。」
『名前は知ってる。』
五「じゃあこれね。」
数種のツマミと三本の瓶ビール、缶チューハイ1本入った重いカゴに更にワインを追加した。
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かな(プロフ) - 最高に面白かったです‼︎こんな素敵な夢小説を作ってくださりありがとうございます!今日から"親友の姉"読み始める予定です、読む前からとても楽しみです‼︎ (2022年10月30日 9時) (レス) @page48 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃきち(プロフ) - 裏も含め、最後までイッキ読みさせていただきました!『親友の姉』作品を読んでから、こちらの作品にも来たのですが、行動も心情も細かい所まで表現されていて、惹き込まれました。なんか、ずっと見てたい作品だなと、とても思いました…。これからも応援しています!! (2021年10月25日 14時) (レス) @page48 id: 78dc48b955 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 華渚さん» ぅおおぉおおぉ(( ズッシャァアアアアアアァ(スライディング受け取り) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 希さん» さぁこい!() (2021年3月30日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 華渚さん» ありがとうございます!頂きます!(遠慮無さすぎ) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年12月5日 19時