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おねーさんと言われた女の子2人はそそくさとその場を去って行った。
逆ナンされてる悟に声をかけるのも慣れたものだ。
五「もうすぐでバス乗るからね。」
『どこ行くの?』
五「んー?ふふっ」
何やらケータイを操作して一通のメールを私に見せた。
QRコードの上にハウステンボス アフター3パスポートと書かれている。
『え、ハウステンボス?』
五「そ。ハウステンボス行くの。」
『え?え、ほんとに?』
五「ほんとほんと。A行きたいって言ってたでしょ?」
『いっ…た、けど、悟には言ってないよ?』
五「補助監督から聞いた。」
『あ〜。』
宮野くんに行きたいって言ったわ。
『え、どうしよう。めちゃくちゃ嬉しい。』
五「ホテルもね、ハウステンボスの中にあるホテル取ってあるんだ。」
『えっ!すご、』
五「Aが風邪引いた日あるでしょ?あの時に僕の友達にホテルヨーロッパで常務やってる子がいたから頼んだ。」
『五条家のコネクションすご……』
五「違う違う。これは僕のコネクション。普通にクラスメイトだった子だよ。」
『すご、』
五「それでね、部屋取ったのが1か月前だったからさ、残念な事にセミスイートしか空いてなくてさ。」
『セミ、スイート?』
五「セミスイート」
え、スイート泊まれるの??え??
と頭の中が疑問符で埋まり嬉しくて心臓がドキドキ脈打っている。
『スイート泊まるの初めて、』
五「そうなの?でもセミスイートだよ?スイートよりちょっと小さいよ。」
『全然!!そんなの、』
五「ふふっ、焦ってる。可愛い。」
『可愛くはないけど、ハウステンボス行けてホテルヨーロッパのセミスイート泊まれるの?私、今から??え、楽しみ!』
五「あははは、」
ズズっとカフェオレを1口飲んで立ち上がった。
五「そろそろバスの時間だよ。行こっか。」
『うんっ』
椅子から立ち上がってキャリーケースの取っ手を上にあげた。
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余談
只今よりハウステンボス編(?)行きます。
この前3日間更新しなかったのは私がハウステンボス行って実際にセミスイート泊まってきたからです笑。
2人が旅行行くのは予定に決めていて、場所が未定だったのでハウステンボスにしよ!と決めました。実際にあるホテルと部屋です。気になる方は検索してみてください。
そして1回しか行ったことないので、色々矛盾してるかもしれないですがよろしくお願いします。
華渚
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かな(プロフ) - 最高に面白かったです‼︎こんな素敵な夢小説を作ってくださりありがとうございます!今日から"親友の姉"読み始める予定です、読む前からとても楽しみです‼︎ (2022年10月30日 9時) (レス) @page48 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃきち(プロフ) - 裏も含め、最後までイッキ読みさせていただきました!『親友の姉』作品を読んでから、こちらの作品にも来たのですが、行動も心情も細かい所まで表現されていて、惹き込まれました。なんか、ずっと見てたい作品だなと、とても思いました…。これからも応援しています!! (2021年10月25日 14時) (レス) @page48 id: 78dc48b955 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 華渚さん» ぅおおぉおおぉ(( ズッシャァアアアアアアァ(スライディング受け取り) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 希さん» さぁこい!() (2021年3月30日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 華渚さん» ありがとうございます!頂きます!(遠慮無さすぎ) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年12月5日 19時