【呪術廻戦】五条先生の恋人は元パンピー6【五条悟】

12月31日 ページ17

風邪をひいて1日休んだ日次の日から私も悟も仕事漬けの日々が始まった。
年末にかけて呪詛師達の活動が活発化し、今年は呪霊を祓うより人を殺した人数の方が多い。
悟は日本全国を飛び回り、私は関東を中心に飛び回っていた。気を向いたら白目剥いて倒れそう…と思うほど目まぐるしく日々がすぎる。


『んあ''〜〜〜』

釘｢誰、オッサン連れてきた人。｣

『誰だおっさんとか言ったやつ。』

釘｢カップ麺の汁飲んでそんな声出すやつは紛うことなきオッサンよ。｣

『だってさっきまで【鵺】に乗って寒空の下盛り上がってる街を巡回してきたんだよ？？これぐらい許してくれない？？』


冷え切った身体を温めるように教員室のTVの前に置かれているソファーに座り足元にはヒーター両手には天ぷらそばのカップ麺、右にはパンダ左には悠二に挟まれた状態で体を温める。


『う''ぅ〜〜、さむい、』

虎｢大丈夫？また風邪引かない？｣

『引くかもしんない。』

虎｢その時はまた五条先生に看病してもらいな？｣

『そうする…』


23時30分〜24時30分
朝比奈･釘崎･虎杖･宿儺･パンダ班 休憩

同刻
五条･伏黒･狗巻･乙骨班 巡回


『大体さ、このくっそ忙しい年の瀬に御三家は飲み会やってるわけ？？』


そのせいで真希が巡回班に組み込まれなくて人手不足が更に不足している。


釘｢アンタ去年どうしてたのよ。｣

『適当に顔出て逃げてきてた。それか禪院元当主に代役頼んでた。彼奴は酒飲みだし喜んで行ってくれてたよ。』

パ｢先代を良いように使うなよ。｣

『あんなクソジジイはああいう時しか役に立たないからいいの。』

宿｢酒か。たまには良いな。｣

『お、1杯やる？？日本酒5杯ぐらい引っ掛けても私顔色変わんないし体あったまるからモーマンタイなんだけど。むしろバッチコイ。』

虎｢寒すぎて頭おかしくなったの？任務中に飲酒はダメだからね。｣

釘｢バカね。Aは元から馬鹿でしょ。｣

『おい、年上を敬え？』

釘｢そういう所五条先生に似てきたわよね。｣

『嬉しくない』


ズズズ、と啜りながら蕎麦を口に入れる。


虎｢やっべ、隣で見てたら腹減ってきた。｣

釘｢あんたは普通にさっき年越しそば食ったでしょーが。｣

『皆もう食べたんだ。』

釘｢何時だと思ってんの？｣

『23時43分ですね。』

パ｢さすがに食わせろ。｣

宿｢寧ろ何故食ってなかった。｣

『皆と合流する前普通に任務。』


そう、深夜巡回があろうが無かろうが任務を入れられるのが年末。

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