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作ったご飯を全て食べ終え硝子さんに貰った薬を飲んで悟が淹れてくれたコーヒーを飲みながら悟にもたれ掛かる。皿洗いは悟がやってくれた。


五「甘えんぼする?」

『ん〜?してる。』

五「もっとする?」

『コーヒー飲んでる。』


自分の膝を叩いてここ来る?と言ってる悟にお断りを入れてマグカップを両手で包む。


五「僕はここに来て欲しいんだけど?」

『後でね。』

五「え〜、今。」

『コーヒー美味しい。』

五「それは、うん。ありがとうだけどさぁ」

『悟が淹れるコーヒーが1番好き。』

五「え、ほんと?」

『うん。ほんと。』

五「僕はAのコーヒーの方が好き。」

『砂糖3つも入れる癖に?』

五「普通なら6個いれてますぅ〜」

『そこ自慢するところじゃないでしょ。』


もたれかかっている私の頭に悟は頭を乗せる。その頭にグイッと手を伸ばして触れる。ふわふわの白い髪の毛。光が当たる度にキラキラと光って色んな色になる、綺麗な髪の毛。


五「ねぇ、A?」

『ん?』

五「1月の18.19.20暇?」

『え?どうだったけな。』


自分の隣に置いてあったケータイをスイスイ過ごしてカレンダーを見た。そこの3日間に任務の予定は入ってなくて今のところは休みだと伝えた。


五「僕もその日休みなんだよね。」

『え、3日間も?すごいね。』

五「調節したの。」


伊地知が、と続けた。マジで本気で今度菓子折り持って行こう。


五「旅行行かない?」

『行く!!』


もたれかかっていた首を起こして悟を見上げた。


五「クックック、かわいい」


サングラスにも遮られてない瞳が私を見つめる。


五「じゃあ行こっか。」

『どこ行く?』

五「もう決めて予約もしてる。」

『えっ?』

五「Aは絶対行くって言うと思ってたから。」


そう言ってクツクツ笑う。


『どこ行くの?』

五「秘密。」

『え、服とかどうしたらいい?』

五「いつもの感じでいいよ。」

『何泊?』

五「2泊3日。飛行機で行くよ。」

『せめて地域教えて??国内?』

五「ん〜、九州。」

『結構歩く?』

五「あ〜〜〜、うん。」

『わかった。』


九州か。どこ行くんだろ。


五「ふふ、楽しみ。」

『うん。楽しみ。』


私の頭の上にあった重みが軽くなってふと私の視界に悟の顔が映る。


『っ、まった』


徐々に近付く唇を右手で抑えるとジト目で見られた。



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かな(プロフ) - 最高に面白かったです‼︎こんな素敵な夢小説を作ってくださりありがとうございます!今日から"親友の姉"読み始める予定です、読む前からとても楽しみです‼︎ (2022年10月30日 9時) (レス) @page48 id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
おちゃきち(プロフ) - 裏も含め、最後までイッキ読みさせていただきました!『親友の姉』作品を読んでから、こちらの作品にも来たのですが、行動も心情も細かい所まで表現されていて、惹き込まれました。なんか、ずっと見てたい作品だなと、とても思いました…。これからも応援しています!! (2021年10月25日 14時) (レス) @page48 id: 78dc48b955 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 華渚さん» ぅおおぉおおぉ(( ズッシャァアアアアアアァ(スライディング受け取り) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 希さん» さぁこい!() (2021年3月30日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 華渚さん» ありがとうございます!頂きます!(遠慮無さすぎ) (2021年3月30日 8時) (レス) id: e45cad31e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華渚 | 作成日時:2020年12月5日 19時

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