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なんだか周りの音が煩くて、目が覚めると目の前に悟の顔。
五「あ、おきた、おはよ。」
『え?悟?おはy「あ!!悟さん!」……、』
なるほどめんどくさいのが帰ってきてたのね。寝起きからうるせぇ声、と思い思わずジト目になってしまったのを瞬時に直した。
「来てたんですかぁ?」
カツカツと煩いヒールを鳴らして私のデスクを通り過ぎ悟の腕に自分の腕を絡ませて私の視界から引き剥がすように引っ張った。
それにしても香水キッツ。悟に移っちゃうじゃん。
「この後海姫とご飯行きません?」
五「あ〜〜〜、」
なんでそこで渋るの。行きたくないならすっぱり断れば良いのにね。それとももしかして行きたいのかな?まぁどちらにせよいい気分ではない。ので恵にとばっちりを飛ばす。いつもごめんね、恵。
『我アルコールを所望す。』
伏「ダメです。寝てください。」
『えー!!!なんでよ!!』
伏「寝不足だからですよ。」
『いじわるだ!!!』
まぁ私も飲みに行く気なんて更々ないけどさぁ。
「えっ、海姫も行きたいですぅ!一緒に行きましょう?」
と仲間に入れてアピールをされる。有栖川さんの方は1ミリも見ずに恵達の方に身体を向けて言った。
『私たまには恵とサシ飲みしたいなぁ?』
伏「俺まだ未成年です。」
『1ヶ月は誤差。』
伏「ダメです。」
『真面目かっ。恵の初飲みは私がうーばお。
釘「伏黒、やめときなさい。Aのペースで飲むとすぐ潰れるから。」
『皆意地悪じゃん。拗ねよ。』
あの香水の匂いが悟に移るのがなんだか嫌で、せめて、と思って煙草を取り出した。
『伊地知さん、吸いまーす。』
伊「堂々と規則を破らないでください。」
遠くの部屋の端に居る伊地知さんに禁煙所で吸います宣言してからコロコロ〜と椅子を動かして悟達の横をすぃ〜っと1度も視線を送らずに通り過ぎて窓を開けた。
『うぉ、さっむ。』
伏「まだ辞めてなかったんですか。」
『禁煙なんてそう簡単にできるもんじゃないんよ。』
今日1本目の煙草を肺いっぱいに吸い込んで外に吐き出した。最近ちゃんと本数減らしてるし、ちゃんと言いつけ守ってて偉いと思わない??
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華渚(プロフ) - もも汰さん» めっちゃ褒めてくれるじゃないですか!!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!更新頑張ります! (2020年11月28日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - 最初から読んでいますがやっぱり面白いです……!!感動する所や笑える所、考えさせられる事がたくさんあるので最近はずっとこの小説読んでいます笑 続編でも更新頑張ってください! (2020年11月28日 7時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 鈴さん» 話の量多いですよね、私文章を纏める力がなくてダラダラ書いてしまうんです。ごめんなさい。全部読んで頂けて嬉しい限りです!更新頑張ります! (2020年11月25日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
鈴(プロフ) - や、やっと、やっと追いついた!!今ようやく最新話です← ハマったの最近なんですが、もう読むの楽しいです!更新、ゆっくり待ってます。 (2020年11月24日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます!今からイチャイチャターンなのでいっぱいニヤニヤして貰えるように頑張ります! (2020年11月24日 3時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月18日 21時