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私の腰に腕を回して抱き締め返してくれた。


五「僕なんかがAの事キープ如きで繋ぎ止めれるわけないじゃん。」

『え〜?そんな事ないよ。』

五「あるの。」


少し冷たくなった悟の身体から私と同じ入浴剤の匂いがして、あの香水の匂いが消えていて安心した。


『もうこの話は辞めよ?せっかく悟といるのにこんな事考えたくないよ。』

五「それもそうだね。」


お尻の下に腕を回されそのまま抱き上げられた。


『うわっ、』

五「ベッド、行こっか。」

『……うん、』


悟の腰を両足で挟むようにして抱き着き、肩口に顔を埋めた。


五「なんか駅弁してるみたい。」

『……ばか、』

五「今日する?」

『………今日は、ふつーのがいい。』

五「ふふ、りょーかい。」


悟のちょっと低い体温が心地よくて歩く規則的な揺れが気持ちよくて思わず目を閉じてしまった。心地いいな、そう思ってるとドアが開けられて寝室にあるキングサイズのベッドに降ろされ、そのまま押し倒されて枕に頭が乗った。


五「もしかして眠い?もしかしてじゃなくてなくて確実に眠いよね。1週間寝てないもんね。」


私に覆い被さるように身を乗り出して頬を撫でながら言った。


『ねむい、けど』


悟と一緒にいれる夜なのに何もせずに寝てしまうなんて勿体ない。


『今日は抱いてもらうって決めてた。』

五「え〜、可愛すぎるんですけど僕の彼女。」


ちゅ、と触れるだけのキスを1度してから離れた。


五「今日は1回だけにする。」


目の下の隈を親指の腹で撫でながら言った。


五「で、今日は早く寝て明日は昼近くまで寝よう。こいつが消えるくらいゆっくり過ごそう。」

『お家デート?』

五「やだ?」

『ううん。』


それがいい、というように悟の首に腕を回した。


五「今日も明日もいっぱいAの事甘やかすからね。」


腕を私の肩から頭を掬い上げるように差し込んだ。



五「甘え方思い出させてあげる。」


目をふ、っと細めた悟が私の唇に噛み付く様にキスをした。







裏へ続く。

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華渚(プロフ) - もも汰さん» めっちゃ褒めてくれるじゃないですか!!ありがとうございます!めっちゃ嬉しいです!更新頑張ります! (2020年11月28日 8時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
もも汰(プロフ) - 最初から読んでいますがやっぱり面白いです……!!感動する所や笑える所、考えさせられる事がたくさんあるので最近はずっとこの小説読んでいます笑 続編でも更新頑張ってください! (2020年11月28日 7時) (レス) id: 4ac9f60d16 (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - 鈴さん» 話の量多いですよね、私文章を纏める力がなくてダラダラ書いてしまうんです。ごめんなさい。全部読んで頂けて嬉しい限りです!更新頑張ります! (2020年11月25日 0時) (レス) id: c7e672e97b (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - や、やっと、やっと追いついた!!今ようやく最新話です← ハマったの最近なんですが、もう読むの楽しいです!更新、ゆっくり待ってます。 (2020年11月24日 22時) (レス) id: 55fd3da7df (このIDを非表示/違反報告)
華渚(プロフ) - みんとさん» コメントありがとうございます!今からイチャイチャターンなのでいっぱいニヤニヤして貰えるように頑張ります! (2020年11月24日 3時) (レス) id: 18351af9b9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華渚 | 作成日時:2020年11月18日 21時

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