【呪術廻戦】五条先生の恋人は元パンピー3【五条悟】

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『まぁ私今のところ結婚する気もないし、元々縁談は破談のつもりでいたんだけど。事情が変わった。』

忠｢はい？｣

『君のお願いは聞いてあげるし恋は応援するしサポートもしてあげる。けど1個、いや2個かな条件。』

忠｢な、なんでしょう。｣

『私と婚約者の振りをして欲しい。それと私に協力して。』

忠｢なっ、｣

『あ、もちろん私にその気はないよ。安心して。』

忠｢それは、そう、ですけど、｣

『婚約者なら2人っきりで会ってても不思議に思われないし。色々と都合がいい。協力して欲しいことその他もろもろはまた追って連絡する。』


と連絡先を交換して、個室に戻った。


『すみません、仕事の時間になってしまいました。』

茂｢特級呪術師様はさぞ大変でしょう。｣

『はは、言うほどでもありませんよ。本日は楽しい一時でした。縁談の方は前向きに検討させていただきますね。それでは。』


一礼して個室を去って、御手洗に向かう。
個室に入って影を体に纏わせ振袖を中に仕舞って普段の仕事服である袴に着替えた。


『はぁ、疲れた。』


まだ一体も祓ってないのにどっと疲れた。


『まぁでも、』


佐光を調べるきっかけが出来たし、良しとしよう。

会計を済ませて指定されていた場所に向かうと補助監督がいた。


『お待たせ。』

｢いえ、お疲れ様です。｣

『行こっか。』


車に乗り込んでケータイを開き、メッセージアプリを開く。


A佐光忠って知ってる?


そう送るだけ送ってケータイを閉じた。


『タバコ吸っていい？』

｢どうぞどうぞ！｣


窓を開けて今日1本目の煙草を吸った。


『……はぁ、』


これは中々禁煙出来そうにないな。




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